このツルドクダミというのは、ドクダミとはまったく異なるものだそうで、Wikipedia には、
> 中国原産のタデ科のつる性多年草。和名は葉がドクダミに似て、つるになることからこの名が付くが、ドクダミとは科の異なる別種の植物である。
とのことで、日本にも、どこにでもある雑草のようです。
ツルドクダミの花

日本薬学会
また、Wikipedia には、
> ツルドクダミの地下にある塊根を漢方薬の生薬として「何首烏(かしゅう)」とよび、古くから不老長寿のための滋養強壮剤として利用されてきた。
ともあります。
ツルドクダミは、ネットで見ましても、それほど普通に販売されているものではないようで、楽天に「夜交籐」という名前のツルドクダミの茎のお茶があった程度でした。
ツルドクダミ由来の 2,3,5,4′-テトラヒドロキシスチルベン -2-O-β-D-グルコシド(TSG):抗老化に関する系統的レビュー
mdpi.com 2025/04/03
2,3,5,4′-Tetrahydroxystilbene-2-O-β-D-glucoside (TSG) from Polygonum multiflorum Thunb.: A Systematic Review on Anti-Aging
概要
高齢化が世界的に進む中、健康寿命は医学研究における重要な優先課題となっている。
2,3,5,4′-テトラヒドロキシスチルベン-2-O-β-D-グルコシド (TSG) は、ツルドクダミの主な生理活性成分であり、老化や加齢に伴う疾患と闘う有望な薬剤として注目されている。
このレビューでは、TSG の抗老化特性と加齢に伴う病状に対する保護効果を評価する。
現在までに得られた証拠から、TSG は、寿命の延長、神経保護 (アルツハイマー病やパーキンソン病の改善など)、心血管保護 (アテローム性動脈硬化症や高血圧の軽減など)、生殖腺の老化の遅延、骨量減少の減少 (骨粗しょう症の緩和など)、そして、毛髪再生の促進など、総合的な抗老化作用を示すことがわかっている。
メカニズム的には、TSG は酸化ストレス、炎症、アポトーシスを軽減するとともに、ミトファジー、ミトコンドリア機能テロメラーゼ活性、エピジェネティック制御を強化する。
これらのマルチターゲット作用は、伝統的な中国医学の全体論的原理と一致しており、多面的な抗老化剤としての TSG の可能性を浮き彫りにしている。
ただし、TSG の有効性を評価するための標準化された定量的システムを確立し、健康的な老化を促進するためのより広範な臨床応用への道を開くには、さらなる研究が必要だ。