米国で臓器移植を受けた患者が、移植手術後に狂犬病で死亡

珍しい事例ですね。





臓器移植患者、移植手術後に狂犬病で死亡

NY Post 2025/03/27

Transplant patient dies of rabies after receiving donated organ

ミシガン州の住民が臓器提供による狂犬病で死亡したと州保健当局が 3月27日に発表した。

身元が明かされていないこの患者はオハイオ州の病院で移植手術を受けた 1か月後の 1月に死亡したと、ミシガン州保健福祉省の広報担当者リン・サトフィン氏がワシントンポスト紙に語った。

「公衆衛生調査の結果、移植された臓器を通じて狂犬病に感染したことが判明した」とサトフィン氏は声明で述べた。

保健当局は、移植を受けた人の身元を明らかにしておらず、また、どのような種類の臓器移植を受けたのかも明らかにしていない。

サトフィン氏は同メディアに対し、ミシガン州とオハイオ州の保健局は、患者の死亡に関する調査で疾病対策センターと「緊密に協力した」と語った。

この診断は CDC の狂犬病研究所でも確認された。

「保健当局は協力し、医療従事者を含むミシガン州の人物と接触した人々が狂犬病に感染した可能性について検査を受けるよう努めた」とサトフィン氏は声明で述べた。「適切な場合には、感染後の予防ケアも提供されている」

患者はオハイオ州ルーカス郡で治療を受け、そこで亡くなった。