ディストピア: 世界初の「生物学的コンピュータ」は「シミュレーションで育てられた」人間の脳細胞を使用する
theblaze.com 2025/03/10
Dystopia: World’s first ‘biological computer’ uses human brain cells that are ‘raised in a simulation’
オーストラリアのハイテク企業が、人間の脳細胞とシリコンハードウェアを融合させた世界初の「生物学的コンピュータ」を発表した。
メルボルンに拠点を置く企業コーティカル・ラボ社は、CEO のホン・ウェン・チョン氏と研究者チームによって運営されている。
コーティカル・ラボ社は、現在のどの人工知能よりも優れた、動的で持続可能、かつエネルギー効率に優れたコンピューターとして宣伝されている CL1 のリリースを誇っている。
これはおそらく、同社が、シリコン「チップ」上で培養され、有機コンピュータとして使用される人間の脳細胞を使用していると述べているためだろう。
合成生物学的知能として知られるこの技術は、チャットボットとも呼ばれる言語モデルのトレーニングに関しては、シリコンベースの AI チップを凌駕していると言われている。
同社のウェブサイトでは、栄養豊富な環境で培養された「本物のニューロン」を挙げながら、細胞の生命について詳しく説明している。
コーティカル・ラボ社は自社のウェブサイトで、2022年に 80万個の生きた脳細胞にポンというゲームの遊び方を学習させることに成功したと述べている。
メディア NPR が報じたところによると、細胞はコンピューターに接続され、徐々にゲームのボールの位置を感知し、仮想パドルを操作することを学習したという。。
同社は、自らを「大義のために」科学を創造していると表現し、独自の倫理ガイドラインに従って事業を展開していると主張している。
これらのガイドラインは公開されていないようだが、コーティカル・ラボ社は、同社の研究によって複雑な問題を解決し、人間の健康と幸福を向上させることができると読者に保証した。