中国の上海で、3月上旬としては「150年ぶりの高温」が記録される

この春全体として気温が高い低いはともかく、東アジアのこの春は、気温の変化が極端なんです。日本もそうです。以下は、3月1日の気温と 3月7日の予想気温(平年との差異)です。

濃い赤からピンク色が最も平年より気温が高いエリアです。青から紫は、最も平年より気温が低いエリアとなります。

東アジアの3月1日の気温(平年との差異)

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東アジアの3月7日の予想気温(平年との差異)

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上海、150年以上ぶりの3月初旬の猛暑を記録

globaltimes.cn 2025/03/02

Shanghai records hottest early March in over 150 years

上海気象当局によると、3月1日の上海は、3月上旬としては、1873年以来、 150年以上ぶりの暑さを記録し、市内中心部の気温は 28℃まで上昇した。

気象当局は、3月3日は雨や雷雨の可能性があり、気温は 15℃まで下がると警告した。

住民は気温の変動に備え、適切な服装をするよう呼びかけられている。

強い暖かく湿った気流の影響で、1日の上海全体の気温は 27℃から 29℃だった。

上海気象局によると、徐家匯観測所は最高気温 28度を記録し、1873年に上海で気温記録が始まって以来、3月上旬(3月1~5日)の最高気温の新記録を樹立した。

郊外のすべての地域でも、この時期の過去の記録を上回ったと気象当局は述べた。