(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。
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Liquid Sky – Alien’s Theme I (1982)
二十歳を過ぎた頃だったか、当時住んでいた東京の西荻窪から歩いて行けるところに、バウスシアターという映画館がありまして、そこで、この「リキッド・スカイ」というアメリカの独立系映画を見まして。
これが、映画の内容もいいんですけれど、音楽が強烈で。
当時出始めた「デジタルシンセサイザー」というものを駆使した(と思われる)キンキンとしたサウンドが鳴り響いていて、もうそれはそれは刺激的な映画でした。
ストーリーは、何とも一言では言えないのですが、「人間の脳の中に快楽の際に出てくる物質」を求めて、小さなエイリアンがやってくるのです(エイリアンの姿は一度も出ません)。つまり、性行為をしている時とか、ドラッグで恍惚状態の人の脳から、その物質を「吸い上げるエイリアン」の話です。
しかし、実際には、この映画は SF 映画というより、ドラッグと性行為に溺れた、かなしいニューヨークの若者たちを描いた話で、どこまでもかなしい話でした。
この映画を見てすぐに、サウンドトラックを探しに行って、なかなか見つからなかったのですけれど、吉祥寺で見つけて。
それからずっと聴いていました。
以下はその映画のオープニングです。YouTube ではねられたので、某国の動画配信にアップしました。
この映画を見て以来、「こんな感じの曲を作りたいなあ」と思っていました。本当によく聴いていました。
音楽を担当していたのは、監督であったロシア人のスラバ・ツッカーマンという人で、映画の顛末は、英語版 Wikipedia などにありますけれど、「1983年の最も成功した独立系映画」ということになっています。
この映画ね、多くの人に見てもらいたいなと思うんですけれど、「もはや見られない」んですよ。
今やどこにもない。
大手を含めて、動画配信には一切ないですし、そもそも、日本語字幕つきの DVD も、VHS ビデオさえない(何万円だかで売られている中古 VHS ビデオをサイトで見たことはあります)。
昔、この映画のビデオを持っていたんですが、今は手元になく、見られない状態です。
何で見られない? 名作なのに。