アメリカ食品医薬品局がRSウイルスワクチンに「ギランバレー症候群のリスクの警告表示」を命じる

それでも、食品医薬品局は、このワクチン接種を推奨しています。





FDA、RSウイルスワクチン2種に神経損傷の警告を義務付ける

Epoch Times 2025/01/09

FDA Mandates Nerve Damage Warnings for 2 RSV Vaccines

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、RSウイルスワクチン製造業 者2社に対し、神経損傷に関連する麻痺の可能性がある副作用の警告を製品ラベルに記載するよう命じた。

FDA の 1月7日の声明によると、アレキシーとアブリスボのワクチンをそれぞれ製造している GSK とファイザーは、ワクチン接種後にギランバレー症候群のリスクがあることを示す警告を記載しなければならない

ギランバレー症候群は、免疫系が神経細胞を損傷し、重症度に応じて筋肉の衰弱やほぼ完全な麻痺を引き起こす可能性のあるまれな疾患だ。

FDAは、2つのワクチンの警告と注意事項のセクションに次の文言が含まれる予定であると述べた。

「市販後の観察研究の結果、アブリスボまたは同ワクチンのアレキシーの接種後 42日間にギランバレー症候群のリスクが増加することを示唆している」

アレキシーは 50歳以上の人が RSウイルスによる下気道疾患の治療に使用するのに対し、アブリスボは 18歳以上の成人への使用が承認されている。

ラベル表示の要件は、FDA が実施した観察研究に基づいている。

この研究で、当局は「ワクチン接種後 42日間にギランバレー症候群のリスクが増加し、65歳以上の個人に投与されたアブリスボ 100万回投与あたりギランバレー症候群の過剰症例が推定 9件、アレキシー 100万回投与あたりギランバレー症候群の過剰症例が推定 7件」あることを発見した。

しかし、これらの結果にもかかわらず、FDA は「アブリスボとアレキシーによるワクチン接種の利点は引き続きリスクを上回る」と判断した。