韓国で自然妊娠での五つ子が誕生。同国で初めて

日本の五つ子で話題になったのは、あれいはいつだっただろうなと見てみますと、1976年のことだそうで、45年前のことでした。日本で五つ子が無事出産して成長した例は、初めてだそう。その後もおそらくはないでしょうね。五つ子は 4000万回の出産に 1例の割合だとか。





韓国初、自然妊娠で五つ子誕生…「世界的にも珍しい」

朝鮮日報 2024/09/21


集中治療室で治療を受けている様子。写真提供=ソウル聖母病院

自然妊娠でできた五つ子が無事に誕生した。ソウル聖母病院が20日に明らかにした。

同病院によると、この日の昼、男の子3人と女の子2人の「五つ子」が誕生し、保育器に移されたとのことだ。五つ子の出産は世界的にも珍しい。

韓国では2021年に34年ぶりに五つ子が生まれて話題になったことがある。しかし、20日に生まれたのは自然妊娠による五つ子だ。韓国で自然妊娠による五つ子が無事に誕生したのは初めてだ。

五つ子の父母は大学生の時から交際を続け、昨年10月に結婚した30代前半の夫婦だ。京畿道東豆川市に居住しており、夫は高校教師、妻は教育関係の公務員だという。

夫婦は赤ちゃんたちに「パンパンちゃん」という胎児ネームを付けていたが、五つ子であることが分かった後に、日本の5人組スーパー戦隊をベースにしたキャラクター「パワーレンジャー」になぞらえて「パンパンレンジャー」に変えた。

母親は予定日の12月になるかなり前から臨月のようにおなかが大きくなり、妊娠高血圧腎症と診断されたため、出産をこれ以上先送りすることができず、27週目で帝王切開により出産した。

病院側は、開院して初めての五つ子の分娩ということで、産婦人科医はもちろん、麻酔科医・小児科医や分娩室専門看護師など、さまざまな科の医療スタッフが協力して出産計画を立てた。

多胎児の帝王切開手術は各胎児の位置や状態を考慮し、胎児の健康状態を持続的にモニタリングして行わなければならないためだ。

今回は新生児 1人に対して小児科教授・新生児集中治療室看護師・分娩室看護師の3人が担当するチームを設けた。

緊張の中、次々と無事に生まれてきた五つ子たちは新生児集中治療室の保育器に運ばれた。