イスラエル国防軍、マジダル・シャムス襲撃への報復としてベイルートでヒズボラ最高司令官を殺害
Time of Israel 2024/07/30
IDF kills top Hezbollah commander in Beirut in response to deadly Majdal Shams attack
ヒズボラの最高司令官フアド・シュクル氏(右上)。
イスラエル国防軍は 7月30日の夕方、ベイルート南部の建物を攻撃し、ヒズボラのテロ集団の最高位のフアード・シュクル軍司令官を殺害した。イスラエルは、同司令官が 27日のマジダル・シャムス(ゴラン高原のサッカー場)への致命的なロケット弾攻撃の責任者であると発表した。
この攻撃は、イスラエルの報復により緊張が高まり全面戦争に発展する恐れがある中で、27日にゴラン高原のサッカー場がロケット弾攻撃を受け 12人の子供が死亡した事件に対するイスラエルの対応を抑制することを目的とした数日間にわたる集中的な外交交渉の後に行われた。
イスラエル軍の攻撃は、ベイルート南部の郊外で、イランが支援するレバノンのテロ組織の拠点であるダヒエで、午後7時40分頃に発生した。住民は、大きな爆発音が聞こえ、その後、近隣地域に煙が上がるのを見たと報告した。
レバノン保健省は、この攻撃で子供 2人を含む 3人が死亡し、74人が負傷したと発表した。