調査で、英国の医師の3分の1が海外に移住する可能性があると回答

 


調査で、英国の医師の3分の1が海外に移住する可能性があると回答

Epoch Times 2024/04/12

A Third of Doctors Say They Are Likely to Move Abroad: Survey

一般医療評議会の世論調査によると、医師の13%が海外移住する可能性が「非常に高い」と答え、さらに17%が海外移住する可能性が「かなりある」と答えた。

Screenshot

一般医療評議会(GMC)の調査によると、英国で勤務する医師の3分の1近くが、今後12カ月以内に移住する可能性が高いと述べている。

4月12日に発表されたGMCの調査によると、現役医師の 13%が来年移住する可能性が「非常に高い」と答え、さらに 17%が「かなりその可能性がある」と答えた。

GMCのチャーリー・マッシー最高経営責任者(CEO)は、この調査結果は「英国が直面している課題をはっきりと思い出させるものだが、医療指導者、雇用主、労働力計画担当者がどのように状況を改善するための介入を目標にできるかについて貴重な洞察も示している」と述べた。

「2023年に実際に海外で開業する医師の数は比較的少なかったが、これらの調査結果は、状況が改善しない場合のすべての人への警告となる。」

この研究は IFF リサーチによって昨年末に完了し、4月12日に発表されたもので、現在英国で勤務している医師、海外で開業するために英国を離れた医師、またはその後英国を離れた 3,000人以上の医師を対象とした調査結果に基づいている。

医師たちに移住を検討する理由を尋ねたところ、「給与の増加」が 79%でトップとなった。

4分の3(75%)が、「職業的に過小評価されていると感じている」ため、海外での練習を検討していると答えた。また、「生活の質の向上」を望む割合が高かった(72%)。

その他の理由としては、「役割の要求が幸福に悪影響を及ぼす」(62%)、「非労働時間の増加」(61%)が挙げられた。

英国の開業医の 10人に 1人(13%)以上が自宅に帰りたいと考えていた。海外に行って戻ってきた人のうち、33%は母国または出身国に行きたいと考えていた。