中国で子どもたちの「さまざまな感染症の重複感染」が流行している模様

 

ご紹介する記事は、データからのものではなく、中国本土への取材で構成されているものですので、実情は不明です。日本や欧米などでも、コロナをはじめとした感染症が、主に最も若い世代で爆発的に流行しています。以下の記事にグラフなどがあります。

(記事)遺伝子変化時代の赤ちゃんたちを守るには。そして、9月20日からのサバイバル
In Deep 2023年9月19日

本来は、「ウイルスの干渉」という、特定のウイルスが感染すると他のウイルスの感染/増殖を抑制するというウイルス学の法則が存在し、2つの異なるウイルスの感染や流行は起きないものなのですが、もはや世界中で、この原則は通用しなくなっています、


中国で二重感染、三重感染の重篤な症状を訴える子どもたちが増えており、小児科外来が満員となっている

ntdtv.com 2023/09/20

中国二三阳持续增多 症状严重 儿科门诊爆满

中国で、二重陽性、三重陽性の症状を示す新型コロナウイルス感染症患者が増え続けており、多くの人が新型コロナウイルスの感染により健康に深刻な被害が出ていると述べている。

上海の住民:「2回目の陽性反応は、1回目と同じで、まず家の子供たちが感染し、次に妻が感染し、最後に私が感染しました」

雲南省出身のスポーツブロガー、シャオユウ氏:「新型コロナウイルスから回復したばかりですが、デング熱の後期反応と相まって、以前練習してきたことが台無しになる可能性があるという問題が生じています」

最近、中国各地で小児科の外来診療所が満員となっている。

9月19日、中国共産党メディアは、最近の子供の発熱は主にインフルエンザA型やマイコプラズマなどの病原微生物感染が原因であると報じた。

このうち、インフルエンザA型感染者は 1日に 100人以上検出され、9月1日以前と比べて 30%増加した。しかし、中国共産党の発表はそのまま信用できるものでもなく、真相は不明だ。

ハルビン市立小児病院心臓胸部外科の副主任医師、チー・ジアフェン氏は、以下のように述べる。

「今回の小児患者の集団には、主にマイコプラズマ非肺炎が含まれており、実際にはさらに多くの感染者がいます。もう 1つは、その中には新型コロナウイルス感染症とエプスタイン・バーウイルス(ヒトヘルペスウイルス4型)感染症の重複感染の患者たちもいることが特筆されます」

「今回の集団流行では、発熱のない人の多くが肺炎、特にマイコプラズマなどを患っています。以前のようなマイコプラズマ肺炎ではありません。現在ではより重症の症例が発生しており、さらに多くの大葉性肺炎が発生しています」

最近、8月下旬から 9月上旬までの 20日足らずの間に、中国農業大学が立て続けに3件の訃報を発表したと報じられた。報道によると、2023年以降、中国本土では少なくとも 16人の農業専門家が病死しており、その中には学者 3人が含まれており、そのうち 10人は中国共産党員だった。