[「マスク生活で免疫が低下」は間違い 現役医師が理由を解説]という記事に対する2020年の米CDCによる回答

記事はデイリースポーツの以下ですが、内容は笑止千万ものですので、記載しません。

「マスク生活で免疫が低下」は間違い 現役医師が理由を解説 (デイリー 2023/08/02)

さて、以下は 2020年6月にアメリカ疾病予防管理センター (CDC)がウェブサイトに掲載した文章からの抜粋です。


「長時間勤務中の医療従事者に対する PPE の長期使用による生理的負担」より抜粋

CDC 2020/06/10

低換気は、N95 マスク着用時の重大な不快感の主な原因だ。Robirge 氏たちによって行われた 2010年の研究は次のことを示している。

1時間未満の連続 N95マスク使用では、この低換気は医療従事者たちに重大なリスクをもたらさないことを示した。

しかし、医療従事者が N95マスクを継続的に着用しながら、休憩なしで長時間勤務すると、マスク着用が 1時間を超えると、血中 CO 2レベルが増加する可能性があり、着用者に重大な生理学的影響を与える可能性がある。

CO 2濃度の増加による既知の生理学的影響には、次のようなものがある。

1. 頭痛

2. 頭蓋骨内の圧力の増加。

3. 神経系の変化(例として、痛みの閾値の増加、認知力の低下 – 判断力の変化、状況認識の低下、感覚または認知、能力および運動活動の調整の困難、視力の低下、交感神経系の広範な活性化により、痛みの直接的な影響、心臓と血管に対する影響)

4. 呼吸頻度の増加。

5. フィルター媒体を通した呼吸の結果として生じる「呼吸仕事量」の増加。

6. 心血管への影響(例、心臓収縮性の低下、末梢血管の血管拡張)。

7. 軽いワークロードに対する耐性の低下

マスクの面体内に蓄積した CO2を過剰に吸い込む問題を解決するには、作業者がマスクを取り外すだけで済む