地磁気嵐は上から2番目の強さの「G4」に。ドイツのベルリンでもオーロラが目撃されるという異常

 

昨日投稿しました「4月24日から25日にG3クラスの比較的強い磁気嵐が地球を直撃する可能性」について、以下のふたつの出来事がありました。

・予想よりもはるかに早く地球に到達した

・予想より強い磁気嵐だった

この磁気嵐により、ヨーロッパの多くでオーロラが目撃されたことが示されています。

おそらく、今日から明日、アメリカやヨーロッパを含めて、さらに、オーロラが目撃されると思いますので、印象的なものがありましたらご紹介したいと思います。


進行中の深刻な地磁気嵐

spaceweather.com 2023/04/22

SEVERE GEOMAGNETIC STORM IN PROGRESS

予想よりも早く到着した CME は、本日 4 23日 1737UT に地球の磁場に衝突した。

この衝突により、 G4クラスの地磁気嵐が発生し、ヨーロッパでは南フランスまでオーロラが観測された。

この嵐はまだ続いており、日暮れ後に米国上空でオーロラが発生する可能性がある。

ドイツ・ザクセンのヘイコ・ウルブリヒト氏は、以下の写真を撮影した。

「天頂まで空を横切る明るい緑色の斑点がありました」

「いまだに信じられません。これは私にとって忘れられない光景になるでしょう」

オーロラはとても明るく、明るい都市部からでも見ることができた。ドイツのベルリンからもオーロラを見ることができた。おそらく、400万人のベルリン住民たちには、一生に一度の経験だったかもしれない。

ポーランドで最も光害の多い都市の 1つであるクラクフでもオーロラが見られた。