マレーシア首相が、「我々が米ドルに依存する理由はない」と警告

 

ものすごいペースで事態が進行していますね。

(参考記事) 近いうちに「膨大なドルと米国債の破棄」が起きる? ケニアの大統領が、自国民に「即刻ドルを処分するよう」演説で通達。その理由とされているオペレーション・サンドマンとは…
In Deep 2023年3月29日


人民元の影響力が高まる中、マレーシアが米ドルに依存する「理由はない」と首相が警告

zerohedge.com 2023/04/06

“No Reason” For Malaysia To Rely On US Dollar, PM Warns As Yuan Influence Grows

「おいおい…急にエスカレートしてきたぞ…」というような…。

2022年10月、中国政府の研究者たちは、アジア通貨のバスケットに基づくデジタル通貨を提案した

3月下旬、中国とブラジルは自国の通貨のみで取引することに合意し、ドルを完全に切り捨てた。

また、3月下旬、ロシアの国家当局者は、BRICS同盟の新しい通貨について語った

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの急成長する経済を組み込むことは、ドルから距離を置くための別の努力となるだろう。

4月4日には、サウスチャイナ・モーニング ポストのコラムニスト、アレックス・ロー氏は、 ドルを遠ざける別の理由が存在する可能性があると述べた

そして今、エポックタイムズのアンドリュー・モラン氏が報告しているように、マレーシアは、ドル依存から脱却しようとしているいくつかのアジア諸国のグループに加わった。

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は、議会での演説で、もはや米ドルに依存する必要はないと考えていると述べた。

先週の中国への国賓訪問の後、マレーシアの首相は、アジア通貨基金を設立するために北京がクアラルンプールと協議する用意があることを明らかにして、以下のように語った。

「習近平国家主席と会談したとき、彼はすぐに『アジア通貨基金に関するマレーシアの提案に言及する』と言い、議論を歓迎した」

「マレーシアがドルに依存し続ける理由はない」