[総資産28兆円の米シリコンバレー銀行が経営破綻、リーマン以来最大]という報道

 

早かったですね。以下の記事から1日で破綻でした。

(報道) 米国の新興企業向けに商業銀行サービスを行うシリコンバレー銀行Gの株価が上場以来最大の下げ (60%の下落) / 2023/3/10

3月10日のアメリカ市場の「ADR (米国預託証券)」という指数の日本の4大銀行の指数はボロボロになっていまして、軒並み、-6%などの暴落となっています。

adr-stock.com


総資産28兆円の米シリコンバレー銀行が経営破綻、リーマン以来最大

読売新聞 2023/03/11

米連邦預金保険公社(FDIC)は10日、カリフォルニア州に本店を置くシリコンバレー銀行が経営破綻したと発表した。FDICが管財人となり、同行の預金を保護する。

米メディアによれば、リーマン・ショックの起きた2008年以来、最大の米銀破綻となる。

シリコンバレー銀行はシリコンバレーなどの新興企業を主な取引先とし、昨年末時点の総資産は2090億ドル(約28兆円)、預金総額は1754億ドル(約24兆円)だった。カリフォルニア州などに17の支店を持つ。

同行は米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げによって取引先の新興企業の資金繰りが悪化し、預金額が減少した。市場からの信用不安を招き、同行を傘下に持つ金融グループの株価も暴落していた。

FDICには現在、米国の約4700の金融機関が加盟する。加盟銀行が破綻した場合、1人当たり原則25万ドル(約3400万円)までの預金額が保護される。