(※) なので、ブースターを続けましょう、というような記事でした。
アサリ不漁 浜名湖潮干狩り中止 5年連続、漁協方針
あなたの静岡新聞 2023/03/07
新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応する2価ワクチンのブースター(追加免疫)が高齢者を死亡や入院から守る効果は、接種後2カ月で低下し始めたことが、査読前の研究論文で分かった。
研究結果はモデルナやファイザーの最新ブースターの効果に関する過去の報告が土台となっている。
これまでの報告では、このブースターが高齢者の重症化リスクを大幅に低減させたことを示す一方、効果がどのくらい長く続くかの評価はなかった。
新たな研究はフィンランドの患者登録データを分析。論文は査読を受けておらず、medRxivのウェブサイトに査読前として掲載された。
執筆者は論文で「2価ワクチン接種から60日後に既に効果低下の兆しが確認されたため、追加ブースターが今後のある時点で選択肢になるかもしれない」とする一方、「追加ブースターの必要性は感染状況と経済分析も踏まえて検討されるべきだ」と論じた。
研究ではブースターを受けた成人と受けていない成人の入院と死亡を検証した。全員が最初の2回のワクチン接種は完了していた。高齢者約120万人と基礎疾患のある44万4683人が含まれた。
期間は最新ブースターが導入された2022年9月から23年1月末まで。この時期にオミクロン変異株の複数の型が流行した。
研究によると、オミクロン株対応ワクチンは基礎疾患がある65歳未満の成人が重症化するリスクも低減しなかった。
ただこのグループのわずか15%しか接種を受けなかったことが研究結果に影響した可能性があるという。これに対し高齢者の52%は接種を受けていた。