[アサリ不漁 浜名湖潮干狩り中止 5年連続]という、あなたの(静)岡新聞の記事

 

2021年からものすごい減り方です。


アサリ不漁 浜名湖潮干狩り中止 5年連続、漁協方針

あなたの静岡新聞 2023/03/07

浜名漁協(浜松市西区)は6日までに、浜名湖の弁天島周辺の観光潮干狩りを今季も全面中止する方針を固めた。アサリの深刻な不漁が原因で、全面中止は5年連続(通算で8回目)となる。

アサリは浜名湖最大の水産資源。2022年の漁獲量は195トンで、記録的な不漁だった21年の100トンからは約2倍に増えたが、09年の6007トンをピークに減少傾向は続いている。19年(872トン)からは3年連続で過去最低を記録した。

同漁協の渥美敏組合長は「漁師が1回の漁獲量を制限しても、上限いっぱいになることは少ない」と現状を説明した上で、「経済効果が大きい潮干狩りを再開させたいが、今年も状況の変化はほとんど見られない」と中止の理由を話した。

浜名湖の潮干狩りは春から夏にかけての風物詩で、最盛期の1984年には約30万人が訪れた。2013年に初めて中止になって以降、シーズンを通して開催したのは15年だけだった。