フィンランドの超過死亡は5歳から9歳の世代が極端に多い

 

ちょっと見づらいと思いますが、色分けは年代別となっていまして、5 – 9歳が突出しています。次点が、15歳から 24歳です。高齢層の超過死亡は起きていません。子どもだけに超過死亡が起きています。

フィンランドの年代別超過死亡率の推移(53週平均)

Ilkka Rauvola

イギリスの2023年のコロナの年齢別死亡率が「5歳から14歳がきわめて高い」ことを思い出します。

2023年のイングランドとウェールズの年齢別のコロナ死亡率

BDW




世界人口が700年ぶりに減少へ。ランセットの論文は「もう人口は回復はしない」と指摘

 

慈善家ゲイツ氏のビル&メリンダ・ゲイツ財団の資金提供による研究です。願ったり叶ったり。


世界人口が700年ぶりに減少へ

modernity.news 2024/03/21

Global Population Set To Fall For First Time In 700 Years

医学誌ランセットに掲載された主要な研究では、出生率の大幅な低下により世界の人口は数十年以内に減少し始め、決して回復しない可能性があることが判明した

ビル&メリンダ・ゲイツ財団の資金提供によるこの研究では、2050年までに 204カ国中 155カ国の出生率が人口水準を維持するのに必要な水準を下回る傾向にあることが判明した。

同報告書は、2021年の時点で世界の「合計特殊出生率」は 2.23で、人口増加を維持するために必要な女性 1人当たりの子供の数 2.1人をわずかに上回る程度で推移していると指摘している。

数字は 1950年の 4.84から低下しており、研究者たちは 2050年には 1.83に減少し、2100年には 1.59まで低下すると予測している

同研究は、その頃には出生率が死亡者数を上回るのは 26カ国のみとなり、「世界のほとんどの国が自然人口減少に移行する」と指摘している。

人口減少は過去 7世紀で初めてのこととなる。

最後にこのようなことが起こったのは、1300年代半ばに黒死病による腺ペストのパンデミックにより 5,000万人もの人が死亡し、世界の人口が 4億人から 3億5,000万人に減少した後のことだった。

厳然たる現実は、世界的に出生率が崩壊しており、ほぼすべての国が 今世紀末までに 人口減少に向かうということだ。

韓国や日本のような国では、年ごとに出生者数の 2倍の数が死亡している。これで何が起こるかを計算することに、数学の天才である必要はない。

これらの国はすでに大規模移民の受け入れを検討しており、韓国の法務大臣は最近、この国は「人口大惨事」に直面し、さもなければ絶滅の可能性があると宣言した。



国際カカオ価格が史上最高値を更新し続け、パニック相場に突入

 

21世紀のカカオ相場の推移(2024年3月22日まで)

tradingeconomics.com

史上初めて1トン7000ドルを超えたのが、2週間ほど前。今は、9000ドルに近づいています。さすがに、いろいろと影響が大きくなりそうですね。


カカオ

tradingeconomics.com 2024/03/22

西アフリカからのカカオ供給不足に対する懸念が根強く残っているため、カカオ先物相場は上昇傾向を再開し、史上最高値となる1ポンド当たり8,600ポンドを突破した。

ディーラーたちによると、コートジボワールとガーナの一部のカカオ工場が豆を買う余裕がないため、加工活動を停止または縮小しているとの最近の報道により、市場は若干のパニックに陥っているという。

最新のデータによると、コートジボワールの農家は10月1日から3月10日までに1.22MMT(単位は100万トン)のカカオを港に出荷したが、これは昨年の同じ時期に比べて 29%減少した。

一方、コートジボワールのカカオ規制当局は、正式に 4月に始まり、年 2回の収穫のうち少ない方であるコートジボワールの中期収穫量が、昨年の60万トンから 33%減の 40万トンになると予想していると述べた。

同時に、国際カカオ機関(ICCO)は 2月29日、主に不利な生育条件と作物の病気により、世界のカカオ不足は 2022/23年の 7万4,000トンから 37万4,000トンに急激に拡大すると予測した。



アメリカで最も薬価が高い遺伝子治療薬が登場。価格は日本円で6億円超

 

ひたすらに異常な世界です。


新しい遺伝子治療の費用は425万ドル – 米国で最も高い薬価

beckershospitalreview.com 2024/03/21

New gene therapy to cost $4.25M — the highest drug price in US

現在、米国で最も高価な薬剤はレンメルディ(Lenmeldy)で、これは、FDA が3月18日に希少遺伝性疾患を持つ子供向けに承認した 425万ドルの遺伝子治療薬だ。

FDAによると、異染性白質ジストロフィーは運動機能と認知機能の喪失、そして早期の死亡という形で現れる。患者にとって最初で唯一の 1回限りの薬が、このレンメルディだ。製造元のオーチャード・セラピューティクス社によると、この薬の卸売取得コストは 425万ドル(約 6億4000万円)だ という。

3月20日のニュースリリースでオーチャード社は、価格は「治療が適格な患者とその家族に提供できる価値、および治療が医療利用全体に与える可能性のある長期的な影響、医療費の最小化を反映しています」と述べた。

試験では、37人の子供がレンメルディの投与を受け、未治療の子供と比較して重度の運動障害および死亡のリスクが大幅に減少した。 5歳の時点で、治療を受けた子供の 71%が補助なしで歩くことができた。未発症の晩期乳児型 MLD を患っていた研究参加者は全員、6歳の時点で生存していたのに対し、対照群の小児は 58%であった。

臨床経済審査研究所は承認前に、この薬の価格が 230万~ 390万ドルであれば費用対効果が高いと述べていた。

その他の高薬価の医薬品には、350万ドル(約 5億3000万円)の血友病B治療薬であるヘムジェニックスが含まれる。エレビディスは、320万ドルの筋ジストロフィー薬だ。CNNによると、副腎白質ジストロフィーの治療薬 Skysona は 300万ドルだそうだ。




ノルウェーの養殖場で2023年に過去最大の1億500万匹のサケが死亡していた。死亡したサケも販売されていた模様

 

2018年に、「ノルウェーの養殖サーモンは、世界で最も毒性の高い食べ物のひとつ」というレポートが出されていたことがあります。

こちらの In Deep の記事の後半で少しふれています。


ノルウェーの養殖場で1億500万匹のサケが死亡

nyadagbladet.se 2024/03/21

105 miljoner döda laxar på norska odlingar

昨年、ノルウェーのサケ養殖場では 1億匹以上のサケが死亡し、史上最多を記録した。

ノルウェーのサーモン養殖場は、世界で消費されている養殖サーモンの半分以上を占めており、石油に次ぐ最大の輸出品となっている。

ノルウェー獣医研究所の 2023年魚類健康報告書によると、昨年、ノルウェーの養殖場で合計 1億 540万匹のサケが死んだ。このうち約 4,000万匹が陸上の水槽の中で死亡し、6,500万匹が海上の養殖場で死亡した。

平均すると、サケが非常に密集して生息するこの網生け簀では、6匹に 1匹のサケが死亡しており、これは記録されている中で最も高い数字だ。

「莫大な損失が発生しています」と獣医学研究所の水生生物安全性部門のリーダーであり、魚類健康報告書の編集者であるインガン・サマーセット氏は語った。

死因は主にサケのシラミ除去時の怪我と 2つの異なる感染症だった。さらに、サケの間で病気が全体的に増加しており、野生サケにも感染が広がっていると報告されている。

サケの養殖場ではサケシラミがよく見られるが、サケに含まれるシラミの量については特別な規則がある。制限を超えた場合は、サケのスライスを行わなければならない。

これまではシラミが耐性を持っている薬剤を使用して行われていた。したがって、シラミを取り除くために、サーモンは洗い流されるか、温水に浸される。水温は 34度に達することもあり、研究によるとサケにとっては苦痛となる温度だという。

「シラミの除去は魚にとって非常にストレスです。すでに感染が進行している魚は、ストレスのかかる行為の後に死亡する可能性が高い」とサマセット氏は言う。

昨年、養殖業大手ルロイ社の複数の施設で大量死が発見され、同社は食糧庁への大量死の報告が間に合わなかったことで批判を受けた。

さらに、死亡したサケを売りに出す試みがあったことも判明した。サケの養殖場では、生きた魚をポンプでボートに積み込み、船上で殺してから出荷する。このケースでは、同社は死んだ魚を船で汲み上げ、生のサケとして出荷し、販売していた