ロシアから撤退した英米のエネルギー大手の損失が「数兆円」規模に

 

(※) みんな揃って自分の首を絞める不思議。


エネルギー大手のロシア撤退、損失は数兆円規模に

Forbes 2022/04/11

ウクライナへ侵攻したロシアから相次ぎ撤退した石油・ガス大手各社は、その代償として数千億円、あるいは数兆円規模の損失が生じると警告している。

英石油大手シェルは7日、2022年第1四半期のロシア事業撤退による損失は最大50億ドル(約6200億円)に上ると発表した。

同社は同国の国営ガス会社ガスプロムが主導する合弁会社から撤退するほか、ロシアからドイツに天然ガスを運ぶパイプライン事業「ノルドストリーム2」への関与も終了すると表明していた。

シェルと競合する英BPも、ロシア石油大手ロスネフチの株式20%近くを手放すと発表。それに伴う損失は最大250億ドル(約3兆1000億円)に上るとした。

米エネルギー大手エクソンモービルは、ロシア事業撤退により、2021年末時点で約40億ドル(約5000億円)と推定される資産を手放す。

ノルウェーの石油・ガス大手エクイノールは、12億ドル(約1500億円)の対ロシア投資を放棄する。

ウォール街のアナリストや投資家は、厳しい制裁を受けるロシアからの西側企業の撤退が及ぼす影響について、今も見極めている段階だ。ただ短期的には、エネルギー大手が被る損失は、原油とガスの価格高騰によって一部が相殺されるだろう。

新型コロナウイルスの流行による低調から回復を遂げたエネルギー分野には、著名投資家ウォーレン・バフェットも新たに大口投資を行っている。

ウクライナのGDPは45%減少と世界銀行が予想

 


ウクライナGDP、45%減 ロシアも「深刻な景気後退」―世銀予想

時事 2022/04/11

世界銀行は10日、今年のウクライナの実質GDP(国内総生産)がロシアによる軍事侵攻で前年比45.1%減と、大幅に落ち込む見通しを示した。ロシアも米欧日が主導する経済制裁の影響で11.2%減と「深刻な景気後退」に陥る見込みだ。

世銀はウクライナについて、ロシアの武力攻撃でインフラが大きな損害を受け、多くの国民が国外に避難するなどしたと強調。経済の縮小規模は「戦争がいつまで続くかや、(攻撃の)激しさ次第だ」とし、不透明感が強いと指摘した。

ロシアに関しては、制裁が「貿易や金融、企業の先行きにショックをもたらした」と分析。400社以上の米企業がロシアから引き揚げるなど、「投資の落ち込みが続く」一方で、個人消費も「収入減や貧困の増加、インフレ」などで減少し、内需が押し下げられると予想した。

ロシア議員が「ヨーロッパへのガス供給を一時的に完全に停止するべきだ」と提案

 


シェレメット下院議員は、EUへのロシアのガス供給を一時的に停止することを提案した

RT 2022/04/10

Депутат Шеремет предложил временно прекратить поставки российского газа в ЕС

クリミア・ミハイル・シェレメット下院議員は、モスクワに対するEUの無礼な政策に応えて、ロシアはEU諸国へのガス供給を一時的に停止すべきであると述べた。

シェレメット議員は、「欧州連合は、ロシアに対する過激で、無礼で、屈辱的な政策を追求し続けている」と述べた。

「彼らの不親切な行動に対して私たちロシアは厳しい制裁で対応すべきだと私は確信している。ヨーロッパの同志たちが、ロシアに対する攻撃的な政策が彼らに有害であることを認識するまで、一時的にEUにエネルギー資源を完全に供給するのをやめるべきだ」と RIA通信は シェレメット議員の声明を引用した。

[土からまさかのスマホ充電 1時間で20%充電可能]という報道

 

[参考記事] オランダの女性たちが発見した奇跡のエネルギー生成 : 生きた植物と生きた微生物と水のコラボレーションが生み出した驚異の発電法 – Plant-MFC (In Deep 2015/07/04)


土からまさかのスマホ充電 1時間で20%充電可能

テレ朝 news 2022/04/07

意外なものからスマートフォンを充電します。

植物を使ったヘアケア商品を開発する「BOTANIST」などは植物と土を使った発電でスマホの充電を体験できるスポットをオープンしました。

植物の光合成で作られた糖分を土の中の微生物が分解する際に発生する電気を利用します。

植物が元気に保たれている間は安定して発電でき、1時間でスマホの電池容量の20%ほどを充電できるということです。

植物の成長が「月の周期と光度に連動している」ことをロシアの科学者が発見

 


月が実際に植物に与える影響

earth-chronicles.ru 2022/04/10

Как Луна на самом деле влияет на растения

反射光の特性に応じて、月はさまざまな方法で植物に影響を与える可能性があることがわかってきた。これは、カレリアン研究センターの生物学研究所の科学者であるビクトル・ミロノフ氏によって確認された。彼は数年間、コケの品種の1つの成長を研究した。

ロシア科学アカデミーのカレリアン研究センターの生物学研究所の研究者であるビクトル・ミロノフ氏は、長期(2015年以降)の研究の過程で、月がコケのミズゴケの成長にどのように影響するかを研究した。結果は国際ジャーナル Environmental and Experimental Botany に掲載された。

現在、ミロノフ氏は185,000のコケの新芽に関する情報を持っている。これのおかげで、植物の成長率の8350の見積もりが与えられた。

氏は、観察の中で、コケの成長率が30日ごとに変化することを発見した。これは月の周期と対応している。

ミロノフ氏はまた、ミズゴケの成長率が月の光の変化に依存するという仮定をテストした。これを行うために、彼はまた、地元の気象観測所から得られた低曇りに関するデータを使用した。

曇りが最大40%のレベルである場合、月の周期の影響が特に強いことがわかった。この数字が大きくなると、月の影響が弱まった。つまり、仮説は最終的に確認された。

また、月明かりの影響で苔の成長が遅いことがわかった。研究は、この速度が満月の期間の周りに減少し、新月の周りに増加することを示した。

アメリカ財務省がロシアのダイヤモンド採掘社に「制裁」措置を講じたため、次はダイヤモンドの価格が急上昇する見込み

 


アメリカ財務省が、全体の供給量の3分の1を生産する世界最大のロシアのダイヤモンド生産社に制裁

ZeroHedge 2022/04/10

US Treasury Sanctions Largest Russian Diamond Miner Producing Third Of World’s Supply

アメリカ財務省外国資産管理局は 、 ロシアのダイヤモンド採掘のアルロサ社に制裁措置を講じた。これにより、世界のダイヤモンド原石の30%が削減され、世界の供給を引き締め、価格の高騰を招く可能性がある。

ロシアの国営企業であり、ロシアのダイヤモンド採掘能力の90%を担当する世界最大のダイヤモンド採掘会社であるアルロサ社は、財務省外国資産管理局によって認可を取り消された。財務省によると、すべての顧客およびその他の取引相手は、4月14日までにロシアのダイヤモンド採掘社との取引を停止する必要がある。

「これらの制裁は、ウクライナに対するロシアの挑発されない戦争を可能にし、資金を提供する主要な組織に圧力をかけ続けるだろう」と、財務省のブライアン・ネルソン次官は述べた。

「国務省と協力し、同盟国やパートナーと協力して行われたこれらの行動は、プーチンの残虐行為の供給と資金調達に不可欠な資産、資源、経済部門へのクレムリンのアクセスを制限するための継続的な努力を反映している」とネルソン次官は言った。

2021年、アルロサ社は 42億ドルを超える収益を上げた。ダイヤモンドは、金額でロシアの非エネルギー輸出のトップの1つであり、2021年の輸出総額は45億ドルを超えている。

ブルームバーグによると 、「アルロサ社は、今世紀の初めまで独占していた象徴的なダイヤモンド会社であるデビアスとほぼ同じ量の宝石を生産している」米国は世界のダイヤモンド需要の約半分を占めており、世界のダイヤモンド供給の3分の1が蒸発するにつれて、ダイヤモンドの供給不足が続く可能性がある。

[がんを完治させる力はほぼなく、毒性で死に至る…そんな抗がん剤が「標準治療」となっている理由]という京都大学名誉教授の寄稿文より抜粋

 


がんを完治させる力はほぼなく、毒性で死に至る…そんな抗がん剤が「標準治療」となっている理由

PRESIDENT 2022/04/09

和田 洋巳
からすま和田クリニック院長、京都大学名誉教授、一般社団法人日本がんと炎症・代謝研究会代表理事

2ページより)

「IV期がんは治らない」と分かって薬を投与している

そもそも、抗がん剤には「がんを治す力」は基本的にありません。

確かに、睾丸がんや絨毛がんなどごく一部の固形がん、白血病や悪性リンパ腫などの血液がんについては、抗がん剤で治ることがありますが、がん全体から見ればレアケースにすぎません。

つまり、圧倒的多数を占める固形がんについては、再発がんや転移がんも含めて、抗がん剤治療で治癒に至ることはほとんどありません。そして、がん治療医らは「IV期がんは治らない」ことを前提として治療を行うのです。

言うまでもなく、がん治療医らはこれらの事実をよく知っています。ただし、患者や家族らに「抗がん剤治療を受けても、がんが治ることはありません」とは明言しにくいものです。そのため、多くの場合、医師は次のような“励ましの言葉”を駆使して、患者や家族らを説得しようとします。

「最近はいいお薬(抗がん剤のこと)もたくさんあります」

「私たちも全力で支えますから、希望を持って頑張りましょう」

これらの励ましの言葉が医師の悪意から発せられている、すなわちウソを伝えて患者や家族らを騙そうとしている、とまでは私も言いません。医師の胸の内に患者や家族らを何とか勇気づけたいという気持ちがあるのもまた事実でしょう。

しかし、「厳然たる事実」と「励ましの言葉」との間にある大いなるギャップは、結果的に患者や家族らをさらなる絶望の淵へ追い込んでいくことになるのです。

治療ガイドラインに疑問を持っても見直されることはない

標準がん治療は病期(ステージ)ごとの治療の方法や手順などが書かれた「治療ガイドライン」に沿って画一的に進められていきます。なぜなら、がん種別の学会や研究会などによって作成され権威づけられた治療ガイドラインは、がん治療医らにとってはバイブルとでも呼ぶべき絶対的な重みを持っているからです。

実際、治療ガイドラインから外れた治療をあえて行おうとするがん治療医は皆無に近いと言っていいでしょう。その治療法が現時点で最良の治療であると信じ込んでいることが大きな理由の1つですが、仮にがん治療医らが最良とされる治療法に疑問を感じたとしても見直されることはほとんどありません。

そんなことをすれば、自身の所属する医療機関や学会などの権威者から睨まれ、がん治療医としての立場が危うくなる恐れがあるからです。