米ニューヨークで赤いオーロラが観測される

 

2月16日 米ニューヨーク州ハドソンバレー

James Perez-Rogers

(※) これは、スペースウェザーによれば「磁場に亀裂が生じた」ことによると説明されています。ニューヨークのような緯度までクリアなオーロラが見られるのは珍しいですし、「赤いオーロラ」というのも大変珍しいです。

なお、以下の記事に「赤いオーロラは、人の精神状態の混乱する」という海外の記事をご紹介しています。

[記事]「オーロラが人間を狂気に導く」という話から思う「太陽が地球に放ち続けるものとその影響の真実」
In Deep 2019年1月22日


ニューヨークのオーロラ

spaceweather.com 2023/02/16

AURORAS OVER NEW YORK

今朝、地球の磁場に亀裂が 生じた。太陽風が隙間から吹き込み、南はニューヨークまで明るいオーロラを引き起こした。

「それは大きな驚きでした」と、2月16日の午前1時にアショカン貯水池から展示を撮影した James Perez-Rogers 氏は言う。

「赤い色は肉眼では見えませんでした」と氏は語った。

この「磁場の亀裂」事象は、2月15日に地球の近くを通過した CME (コロナ質量放出)によって引き起こされた。

CME の後流にある南向きの磁場は、太陽風に対する地球の防御を弱め、ガス状物質の浸透を可能にした。

2月17日に到着すると予想される別の CME が直撃し、さらに大きな亀裂と明るいオーロラが発生する可能性がある。