[JPモルガン幹部が「ボルマゲドン再来」を警告]というロイターの報道

 

(※) ボルマゲドンとは?

> ボルマゲドンとは、2018年2月に米国の株式市場でボラティリティが突然急騰し、目算が外れて損失を被った投資家の大規模なポジション調整を誘発、株価が急落した出来事を指す。reuters.com

よくはわからないですが、現在そのような状況と近いところにあるようです。以下は、2023年第一四半期までの短期オプションというものの推移で「過去最大レベル」とのこと。

2011年からの米国の短期オプションの取り引き量の推移

zerohedge.com

以下のロイターの記事に出てくる「0DTE」と呼ばれる短期オプションは、「50%が6.5時間以内に失効する」という非常に短期の取引のもののようです。


「ボルマゲドン」再来も、米株短期オプション急増で=JPモルガン幹部

ロイター 2023/02/16

JPモルガンの首席グローバル・マーケット・ストラテジストのマルコ・コラノビッチ氏は15日、米株式市場で短期オプション取引が急増していることについて、2018年に起こった「ボルマゲドン」のようなボラティリティーの急上昇を招きかねないとの見方を示した。

同行のデータによると、取引した日の終わりに満期を迎える「0DTE」と呼ばれる短期オプションの出来高が、想定元本ベースで1日約1兆ドル余りに膨れ上がっている。

コラノビッチ氏はノートで、1日の間に市場が大きく動いた場合、こうしたオプションの売り手が一斉に買い戻しを迫られ、巨大な市場変動を招く恐れがあると指摘。

市場の流動性が低下していることも相場への影響を増幅させ、売り買い合わせて300億ドル規模の取引を引き起こすとの試算を示した。

ボルマゲドンは、2018年2月に市場の変動が急速に高まってボラティリティー関連の金融商品市場が混乱し、投資家が数十億ドルの損失を被った出来事。

コラノビッチ氏は「歴史は繰り返さないが往々にして韻を踏む」とし、同氏が予想するような事態になればボルマゲドン級のショックが広がると予想した。