カナダで「百日咳」の流行が宣言される

 

(※) 私は乳幼児の時、これかかりました。死ななかったですが。以下のようなものらしいです。

[国立感染症研究所ページ] 百日咳は世界的に見られる疾患で、いずれの年齢でもかかるが、小児が中心となる。また、重症化しやすく、死亡者の大半を占めるのは1 歳未満の乳児、特に生後6カ月未満の乳児である。WHOの発表によれば、世界の百日咳患者数は年間約1,600万人で、その約95%は発展途上国の小児であり、小児の死亡数は19.5万人にのぼるとされている。 niid.go.jp

それにしても、カナダの報道にある、

> 2歳までに百日咳ワクチンを 4回接種する必要がある

というのはすごいですね。


アルバータ州南部の一部で百日咳の流行が宣言された

CBC 2023/01/27

Whooping cough outbreak declared in parts of southern Alberta

百日咳のアウトブレイクが、小児期の予防接種率が低い、いくつかのコミュニティにまたがっている

カナダ・アルバータ州保健サービスは、アルバータ州南部の一部で、百日咳のアウトブレイクを宣言した。

百日咳は細菌感染症で、重度の咳が数週間続くことがある。肺炎、痙攣、脳損傷、死亡などの深刻な合併症の危険にさらされている乳児にとって最も危険だ。

アルバータ州保健サービスによると、アウトブレイクはレスブリッジ郡、コールデール郡、テイバー郡、ボクスホール郡、グラッシーレイク郡、ボウアイランド郡にまたがり、このすべてのコミュニティで小児期の予防接種率が大幅に低いという。

保健当局は、2歳までに百日咳ワクチンを 4回接種する必要があると述べている。

百日咳の 16例が南部の郡で確認されている。

「百日咳の予防接種は、重篤な病気の予防に対して安全で効果的です」とアルバータ州保健サービスは述べる。

カナダでは、予防接種は、18歳未満のすべてのアルバータ州住民、妊娠第 3期 (27週) にある人、および過去 10年間に破傷風ブースターを受けていない成人は無料だ。