アメリカのコロナワクチン接種は「初回から二価ワクチンへ」となります

 

オミクロン株とだけ強調されていますけれど、二価のうちの一価は、今は存在しない武漢株対応です。


コロナワクチン、初回からすべてオミクロン株対応へ 米FDAが見解

朝日新聞デジタル 2023/01/27

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は26日、最初の接種と追加接種で使い分けられている新型コロナウイルスのワクチンについて、1種類に統一するべきだという見解をまとめた。

FDAはこの見解を尊重し、今後は従来株対応のワクチンは使用せず、初回から全てオミクロン株対応の2価ワクチンに置き換える判断をするとみられる

米国では現在、従来のウイルス株に対応したワクチンを通常2回打つ。その後の追加接種ではオミクロン株の系統の「BA.4」と「BA.5」に共通するmRNAを含む2価ワクチンを使うことになっている。

米疾病対策センター(CDC)によると、米国人の81%が少なくとも1回のワクチン接種を済ませている。

現在、国内で検出されるのはオミクロン株から派生した変異株「XBB.1.5」が約半数で、従来株は検出されなくなっている