「2023年は良くなる」と回答した率が主要国で過去最低に。その中でも日本はダントツの最下位

 


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2023 年に向けての楽観論は揺らいでいるが、それでも希望は勝っている

statista.com 2022/12/20

While Optimism Wavers For 2023, Hope Still Wins Out

2023年に向けての世界的な楽観論は低下しているが、それでもなお、世界は平均して、そうでない場合よりも多くの希望を持っている。Ipsosの最新データによると、世界平均で 65% の回答者が、2023年は 2022年よりも良くなると楽観的であると述べている。

しかし、グラフが示すように、これは昨年から 12ポイント減少し、Ipsos の調査が開始されて以来記録された最低のスコアだ。

もちろん、国間では大きく異なる。

たとえば、国際的な内訳を見ると、ブラジルでは、来年について前向きな気持ちを持っている人の割合が比較的高くなっている。調査対象の 32か国のうち、ブラジルでは、回答者の 85%が 2022 年よりも 2023 年についてより楽観的であると感じている。

その対極にあるのが日本だ。

日本は、回答者の 36%だけが来年について、より前向きに感じており、これは 1年前から 18%ポイント低下している。日本の回答者の特に若い世代は、国が人口減少と低経済成長衰退の時代に入ったために、自国がすぐに改善されるという希望をほとんど感じていないことがわかった。

英国では、合計 87%が 2022年はこの国にとって特に悪い年であると考えていたが、今回は回答者の 80% 以上が、来年は国民の所得よりも物価が上昇する可能性が高く、2023 年は 2022 年よりもインフレ率が高くなるだろうと述べた。