寒波の中で、アメリカの複数の州で「クリスマスイブの計画停電」が発動

 


寒波の中で米国の電力網が緊急事態にあるため、計画停電が課された

zerohedge.com 2022/12/24

Utilities Impose Rolling Blackouts As US Power Grid In Emergency Amid Cold Blast

米国の東半分の大部分を襲った強力な冬の嵐は、12月24日の朝、北極の寒さを広範囲にもたらした。

13の州とコロンビア特別区で 6,500万人の顧客を持つ地域の送電システムに、アメリカでは稀なことである緊急事態を宣言し、100 万人以上が停電に直面している。

空の旅は依然として中断されており、高速道路の事故の報告は今朝最も注目されているトピックの 1つだ。

まず、イリノイ州からニュージャージー州にまたがる地域の送電網である PJM 社の送電網が 12月23日遅くにステージ 2の緊急事態を宣言し、顧客に節電を呼びかけた。

PJM 社の顧客への電力削減要求は、グリッドマネージャーが第 3段階の緊急事態を回避しようとしているときに発生した。これにより、13の州とコロンビア特別区で計画停電が発生する可能性がある。

米国の東半分全体で送電網が緊急事態に陥っているため、現在、100万人が停電に直面している。ほとんどの停電は、ノースカロライナ州、テネシー州、メイン州で発生している。

その後、ジョージア州でも計画停電が行われた。

ブルームバーグは、2億人のアメリカ人 (国の約 60%) が今朝、気象警報を受けていると述べた。

朗報としては、この耐え難い寒波が来週には収まり始めるということだ。米国本土 48州の平均気温は、現在の華氏 24 度 (-4.4℃)から 1月 1日までに 50度 (10℃)以上に急上昇すると予測されている。