[日本の個人の金融資産2005兆円、現金・預金が54%]という報道

 

(※) ということは、日本国民の現金資産は1080兆円ほどとなり、日本(中央政府)の借金である国債の発行残高が、現在約1030兆円くらいですので(財務省による)、預金封鎖で「相殺できる」ところにまで来ましたね。

日本の借金には、その他にも、地方政府の借金が約 200兆円ほどあるようですが、とりあえず国のほうは大丈夫。

安心ですね。


個人の金融資産2005兆円、現金・預金が54%…9月末時点

読売新聞 2022/12/19

日本銀行が19日発表した2022年7~9月期の資金循環統計(速報)によると、9月末時点で個人(家計部門)が保有する金融資産残高の合計は2005兆円だった。コロナ禍の行動制限が緩和されて消費が増え、前年同期比0・8%増にとどまった。

内訳をみると、「現金・預金」は2・5%増の1100兆円だった。金融資産全体の54・8%を占める。

「株式等」は8・1%減の196兆円、「投資信託」は1・7%減の86兆円と、それぞれ減った。景気減速への懸念から、株価が下がった影響を受けた。「保険」は1・1%増の382兆円だった。円安・ドル高が進み、外貨建て保険の評価額が膨らんだ。

日銀の国債保有比率は短期国債を除いて50・3%。世界的に金利が上昇基調にある中で、低金利を維持するために、買い入れを増やしており、初めて5割を超えた。国債の残高は536兆円となった。