インドで感染性の皮膚病で5万頭以上の牛が死亡。100万頭以上が感染している模様

 

(※) ランピー・スキン病 (LSD)というのは、牛の皮膚に病変が出るもので天然痘(牛痘とは異なる)のような感じのもののようです。


ラージャスターン州の砂漠で、ランピースキン病により数千頭の牛が死亡した

newsdrum.in 2022/09/11

Video of thousands of dead cows in the deserts of Rajasthan due to Lumpy Skin disease

ランピースキン病の症例が増加する中、ラジャスタン州の砂漠で数千頭の牛が死んだ動画がソーシャル メディアで急速に広まっている。

数千頭の死んだ牛を映した砂漠の航空写真は、ラジャスタン州政府が牛を保護していないと非難するネットユーザーの間で怒りを引き起こした。

ラージャスターン州のサティシュ・プーニア大統領は、アショク・ゲーロット首相率いる政府のこの塊状の皮膚病の扱いを非難し、州内で 10万頭以上の牛が感染で死亡したと主張した。

病気は、ジョードプル、バーマー、ジャイサルメール、ビカネール、ジャローレなどの地区に急速に広がっていると述べた。

ランピースキン病は、カプリポックス属のウイルスによって引き起こされる。ハエ、蚊、ダニを介して牛や水牛の間で広がる。

全身に水ぶくれのような柔らかい結節ができ、発熱、鼻水、涙目、唾液分泌、乳量の減少、食事の困難を引き起こす。

「適切な治療施設がなく、州政府も牛のワクチン接種に注意を払っていません。数十万頭の牛が死亡し、その死体は野放しに処分されています。ゲーロット政府は処分のための土地を提供することができません」とプーニア氏は述べている。

公式報告書によると、これまでに 45,063 匹の動物がランピースキン病で死亡し、103万6,610匹が影響を受けている。

同センターは、国内のさまざまな地域で、ランピースキン病が原因でこれまでに約 57,000頭の牛が死亡したと述べ、影響を受けた州に病気を制御するためのワクチン接種プロセスを強化するよう求めた。