シンガポールで「生後6ヵ月からのコロナワクチン接種」が今年中に始まる見込み

 

(※) 時期的に「本物のコミナティ」にあたる可能性があります。

[参考記事] 接種者だけのパンデミック
In Deep 2022年7月16日


生後6ヵ月から4歳児までの「Covid-19」予防接種、年末頃に準備へ

AsiaX2022/07/25

シンガポール保健省(MOH)は7月25日(月)、生後6ヵ月から4歳までの幼児に対するCovid-19ワクチン接種の準備が今年の第4四半期に向けて整う見込みであることを発表した。

MOHは現在、生後6ヵ月から4歳の幼児を対象としたCovid-19ワクチンの展開に必要な準備を進めている。今年の第4四半期には、その準備をすることを目指していると同省のスポークスマンは語った。

6月27日、MOHは、過去に病歴がなく、これまで元気だった1歳半の男児が、シンガポールで初めて12歳以下の患者のコロナウイルスによる死亡例となったと発表した。

7月17日には、4歳の女児もこの病気で死亡した。彼女もまた、過去に病歴がなく、当初はCovid-19抗原迅速検査で陰性と判定されていた。

MOHは、Covid-19が原因で4歳以下の子供が死亡する割合は、肺炎やインフルエンザなど他の感染症と同程度であるとしている。

これは、過去2ヵ月間に4歳までの子供2人がCovid-19によって死亡したと報告された後のことである。

7月23日現在、4歳までの子どものCovid-19による死亡例は2件である。

パンデミック開始以来報告された170万件のCovid-19の症例のうち、約3.9%にあたる約6万4,000件が 5歳以下の子供だったとMOHは述べた。

この6万4,000人の子供の大多数は、自宅で何事もなく回復しており、0.022%が酸素補給を必要とするか、集中治療室(ICU)に入院していると述べている。

一方、40歳以上の年齢層でICUの治療が必要な患者は0.17%だという。

5歳から39歳までの年齢層におけるICUケアの発生率は、ほとんど無視できるレベルであるとMOHは付け加えている。同省は、オミクロンの亜種がより重症化させるという明確な証拠は今のところない。4歳以下の重症例は、昨年の10万件あたり41件に対し、2022年は10万件あたり12件と低くなっていると指摘した。