アフガニスタンで「夏の氷点下の気温」により12人の子どもが寒さで死亡

 


夏の雪と氷点下の気象がアフガニスタン東部で12人の命を奪う

watchers.news 2022/06/24

Summer snowfall, freezing weather claims 12 lives in eastern Afghanistan

過去数日間、夏の雪と氷点下の天候がアフガニスタン・クナル州のチャウカイ地区を襲った後、12人の子供たちが命を落とした。

アフガニスタンの多くの地域では、最近モンスーンによる大雨と洪水が発生し、少なくとも400人が死亡している。

この大雨により、泥やその他の天然素材で作られた伝統的な家屋は被害を受けやすくなり、その後、6月21日にM5.9の浅い地震が発生したときに多くの家屋が倒壊した。その結果、少なくとも1,000人が死亡した。

このアフガニスタンの地震は国際的に報じられたが、夏の降雪と氷点下の気象がクナル州で12人の子供たちの命を奪ったことについては報じられていない。

犠牲者は、すべて遊牧民の家族に属しており、放牧のために動物を山につれていっていた際に起きた。

大雪は、アフガニスタン中央部のバーミヤン州にも影響を及ぼした。州のさまざまな地域で、夏のシーズンの初めとしては異常なレベルの低い気温と雪を報告した。

バーミヤンは肌寒い山岳地帯だが、この時期の雪は 20年ぶりだという。