冷夏…? [西日本中心に低温 冷たい空気流れ込みやすく 気象庁1か月予報]という報道

 


西日本中心に低温 冷たい空気流れ込みやすく 降水量はほぼ平年並み 気象庁1か月予報

weather map 2022/06/02

気象庁は2日(木)、向こう1か月(6/4~7/3)の天候の見通しを発表した。冷たい空気の影響を受けやすくなるため、向こう1か月の気温は北・東日本と沖縄・奄美では平年並みか低く、西日本では低くなる見込み。特に北日本は、期間のはじめ、東・西日本は期間の前半は、気温がかなり低くなりそうだ。

週ごとの天候

1週目(6/4~6/10) オホーツク海の高気圧からの冷たい空気の影響で、全国的に低温が見込まれる。北日本は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い。東・西日本は、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、気圧の谷や前線の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見通し。

2週目(6/11~6/17) 東・西日本と沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。東・西日本は低温が見込まれる。

3~4週目(6/18~7/1) 全国的に、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。気温は北・東・西日本で高温傾向が見込まれる。

低温に関する情報も

北日本や北陸は向こう2週間、気温の低い日が多く、週末は北の地域ほど気温が上がりにくい見込み。その他の地方は、あと数日前後は気温が高い地方もあるが、週明けには気圧の谷や冷たい空気の影響を受けやすくなってきそうだ。その後、8日(水)ごろからの5日間ほどは、広範囲で気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。このため気象庁は北・東・西日本、奄美に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。