カナダ政府が、サル痘発生の3週間ほど前に天然痘ワクチンを大量に発注

 


カナダ公衆衛生庁


カナダ政府はサル痘の発生のちょうど数週間前に50万回分の天然痘ワクチンを注文した

greatgameindia.com 2022/05/26

Canada Ordered 500,000 Smallpox Vaccines Just Weeks Before Monkeypox Outbreak

最初のサル痘の症例が報告される数週間前にカナダ公共事業調達省は、サル痘に対して使用できる天然痘ワクチンの50万回分の入札を行った。

カナダ公衆衛生庁(PHAC)が最初の症例を報告した数週間前の報告によると、「第3世代」天然痘ワクチンである Imvamune の50万回分が、4月21日に、カナダ公衆衛生庁により注文された。サル痘は5月13日に世界保健機関に報告されている。

「現在、天然痘は根絶されていると考えられていますが、天然痘が意図的または意図せずに放出されるリスクが発生した場合に備えて、カナダ公衆衛生庁はカナダ人を天然痘病から免疫するためのワクチンの備蓄を調達しています」と4月21日の入札で述べている。

契約の「評価基準」には、契約締結前に、ワクチンは、天然痘、サル痘、および関連するオルソポックスウイルス感染症および18歳以上の成人の疾患に対する能動免疫について、カナダ保健省の規制当局の承認が必要であると記載されている。

契約の「契約期間」は、2023年4月1日から 2028年3月21日までだ。

病気が「根絶された」と宣言された後、1972年に天然痘ワクチンの定期的な投与をやめるというカナダの決定にもかかわらず、4月の入札によると、同じ属からの病気であるサル痘の突然の発症にちょうど間に合うようにワクチンが到着することになる。