中国株が暴落。上海総合指数は -5%超。1日の下げ率としてパンデミック以来最大?

 

2022年4月25日の中国各市場の株価

nikkei225jp.com


25日の中国本土市場概況:上海総合5.1%安で急反落、首都北京でコロナ感染多発

財経新聞 2022/04/25

週明け25日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比158.41ポイント(5.13%)安の2928.51ポイント(上海A株指数は5.13%安の3069.17ポイント)と急反落した。2020年6月末以来、約1年10カ月ぶりに心理的節目の3000ポイントを割り込んでいる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響が懸念される流れ。感染が多発した北京市朝陽区では、25日以降にコロナ検査が実施される予定で、結果によっては、厳格なロックダウン(都市封鎖)に入る恐れもある。

政府が「ゼロコロナ」政策を堅持する中、行動抑制の長期化で国内経済が停滞すると不安視された。資金流出も警戒。米金利上昇などを背景に、対米ドルの人民元相場は元安基調を強め、足もとでは約1年ぶりの低い水準で推移している。指数は中盤から一段安に落ち込み、ほぼ全セクターが値下がりしている。