フランス大統領選の「投票棄権率」が、1969年以来の高さに

 


フランス大統領選でマクロン氏が「再選確実」も投票棄権率は“1969年以来の高水準”に

businessinsider.jp 2022/04/25

フランス大統領選の決選投票が4月24日(現地時間)に実施され、公共放送「フランス2」は情勢調査などから現職のエマニュエル・マクロン大統領(44、中道政党「共和国前進」)が再選を確実にしたと伝えた。任期は5年。

イプソスの調査によると、予想得票率はマクロン氏が58.5%、右翼政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン氏(53)が41.5%。一方、投票棄権率は28.2%と推定される。これはド・ゴール大統領の退陣後、ポンピドゥー氏が勝利した1969年の大統領選以来の高い水準となる。

フランスでは現在春休み中であることに加え、両候補や政治への不信感が反映され、投票率が下がったと見られる。