アメリカでCDCによるマスク着用勧告がほぼ終了(ウクライナ戦争と同時に発表)

 


米CDC、マスク指針を大幅緩和 国民の大半が着用不要に

AFP 2022/02/26

米疾病対策センター(CDC)は25日、新型コロナウイルス対策のマスク着用指針を大幅に緩和し、国民の大半に対して学校など屋内の公共の場での着用勧告を解除した。

CDCのロシェル・ワレンスキ所長は電話会見で、「現在は新型ウイルスから自身とコミュニティーを守る多くの手段があり、国として以前より強い位置にいる」と説明した。

CDCは、マスク着用が推奨される地域を判断する基準を改訂。これまでの指針は各地域の新規感染者数に基づいたもので、米国土の95%が感染リスクの高い地域とされ、マスク着用勧告の対象となっていた。

だが新たな基準として入院患者数や病院の病床数が追加されたことから、今後は米人口の70%以上が住む地域でマスク着用勧告が解除される。対象地域では学校でも着用勧告が解除されるが、交通機関では引き続き着用が推奨される。