桜島で爆発 噴煙3400m 灰は鹿屋市輝北方向へ
MBC 2022/01/28
桜島で28日午後1時すぎ、爆発的噴火が発生し、噴煙が火口から3400メートルの高さまで上がりました。噴煙の高さが3000メートルを超えたのは去年4月以来です。
気象台によりますと、桜島の南岳山頂火口で28日午後1時19分に爆発があり、噴煙が火口から3400メートルの高さまで上がりました。
桜島で爆発が観測されたのは今年4回目で、噴煙の高さが3000メートルを超えたのは去年4月5日以来です。
また、この爆発に伴い、大きな噴石が火口から南に1.7キロ飛散しました。灰は火口から東の鹿屋市輝北方向に流され、やや多量の降灰が桜島と垂水市で、少量の降灰が鹿屋市、大崎町、志布志市、東串良町、そして宮崎県の串間市と日南市で予想されています。
桜島の噴火警戒レベルは3の「入山規制」で、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で、大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。