新興市場マザーズが2020年のコロナ禍初期の水準を下回るレベルまで暴落

 


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マザーズ市場の下げ足加速、個人投資家の投げ売りも出始める

kabutan.jp 2021/12/27

東証マザーズ市場の低迷が際立っている。東証1部では日経平均が前日終値を挟み売り買いを交錯させる展開にあるが、マザーズ指数は年初来安値圏で下値を切り下げる展開を継続、きょうは754まで水準を切り下げ、20年4月下旬以来1年9カ月ぶりの安値をつけている。

ここまで、海外投資家の売りに対し個人投資家が信用取引を活用して買い向かう動きが目立っていたが、「足もとでは追い証回避の投げが出始めている」(国内証券アナリスト)。

マザーズ時価総額断トツのメルカリ<4385>をはじめビジョナル<4194>、フリー<4478>、JTOWER<4485>、弁護士ドットコム<6027>など時価総額上位銘柄が軒並み売られ、全体指数を押し下げている。