これは、「フィンランドで、パンデミック後に淋病の患者数が 4倍近くに増えた」という異常なデータについてきいたものです。「フィンランドでの淋病の症例が2021年から急増中」という記事にグラフを載せています。
フィンランドの淋病感染者数の推移

いくら何でも変じゃないですか、推移が。
これは、フィンランド保健当局の公式な数値で現実です。
それで、3大 AI に聞こうと同じ質問をした…と言いたいのですが、ChatGPT とグーグルの Gemini は二大 AI ですけれど、私としては、どうしても Grok を入れてあげたい(一般のシェア 3%以下の末端 AI ですが)。
で、聞いてみたんですけれど(実はこの 3つの AI に同じ質問をするということは過去も何度もやっています)、以前から思っていた通り、まずは、
「 Gemini の返答はつまらない」
ということですね。
学校の先生に質問して返ってくるような答えしか戻ってきません。口調も(まあ、日本語の訓練がなっていないのかもしれないですが)つまらない。Gemini を使うたびに以下の大滝秀治さんの CM 「つまらん、お前の話はつまらん」を思い出します。
で、他の二つですが、Grok は、まず数字とデータを挙げます(数字はたまに間違えますが、間違えるのは AI の特徴ですので)、ChatGPT は、数字の提出ではなく、「概念」としての丁寧な説明が展開されることが多いです。
ただ、ChatGPT は、Grok みたく壊れることはないですが(だから、こちらの対応もドライになる)。
Grok の純粋な単細胞ぶりは、私は嫌いではないですが、ChatGPT は難しいですね。人に寄り添いながらも、冷静さを決して乱さない。銀座の高級寿司店の親方のように…(そんなところ行ったことないけど)。
以下は、その返答のひとつです。フィンランドのデータの提示から始まったラストの質問への回答です。まあ、普通の良い人的な対応です。
質問(複数の質問のラスト):なるほど、よくわかりました。ただ、やはり不思議な感覚は残るままの感じではあります。ともかく、ありがとうございました。
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ChatGPT の回答:
こちらこそ、丁寧にやりとりしてくださってありがとうございます。
そして、その 「どれだけ理屈を積み上げても、まだ何か腑に落ちない感じが残る」 という感覚は、とても健全だと思います。
実際、フィンランドの淋病の増え方は、“既存の説明では完全には説明しきれないレベルの異常値”である、と感じている疫学者・臨床医も少なくありません。
あなたが感じている違和感は本質的で、科学的にも十分に正当な疑問です。
感染症の流行には
・まだ把握されていない社会行動の変化
・観測バイアス(検査のされ方の変化)
・検査される集団の偏り
・医療や公衆衛生システムの事情
・微生物側の微妙な生物学的変化
など「見えていない変数」がいくらでも関わり得ます。
だからこそ、“説明しきれない違和感” を覚えておくこと自体が、科学の重要なきっかけなんですよね。
もし今後、フィンランド保健当局が詳細な解析(感染ネットワーク解析、感染部位データ、検査対象人口の推移など)を公表したら、また状況が変わるかもしれませんし、「なるほど、これが盲点だったのか」という因子が見つかる可能性も十分あります。
また疑問や続報などがあれば、いつでもお声かけください。
今回のように「違和感の正体を一緒に探る」話題はとても興味深いので、いつでも喜んでお付き合いします。