(参考記事) ドイツ連邦政府の報告書で「オミクロン感染者のほとんど(約80%)がワクチンを接種した人たち」であることから予測できる今後のワクチンパンデミック (地球の記録)
昨年12月第4週目の感染者のうち10人中6人がワクチン2回目接種後のブレイクスルー感染 = 韓国
wowkorea.jp 2022/01/05
韓国政府が今月3日から「コロナ19防疫パス」(接種証明、陰性確認制)を本格的に運用開始した中、昨年12月の第4週目基準で、新型コロナウイルス感染者対比、ワクチン2回目の接種完了者のブレイクスルー感染の割合が60%近く増加したことが分かった。
累計でのブレイクスルー感染の割合も、昨年11月末の16%台から12月末は28%を超えた。およそ20万人のコロナ回復者は防疫パスの有効期限が適用されない。
中央防疫対策本部によると、21年12月の1か月間、1週目から4週目のブレイクスルー感染比率(累計)は、
△第1週目(5日) 19.5%(47万3034人中9万2075人)
△第2週目(12日) 23.0%(51万7271人中11万9098人)
△第3週目(19日) 26.2%(56万5098人中14万7918人)
△第4週目(26日) 28.3%(60万7463人中17万1673人)
などであった。特に、12月第4週の週間感染者4万2365人のうち、2万3755人がブレイクスルー感染と見られ、その割合は56.1%に達している。
同年11月、ウィズコロナ(段階的日常回復)が行われ、同月最終週(28日)の16.4%(44万896人中7万2105人)と比較して、1か月ぶりにブレイクスルー感染の割合が11.9%増加した。新型コロナウイルスの感染者が1日に7000人以上と急増し、アストラゼネカ、ヤンセンなど非mRNA系列のワクチンで2回目の接種を完了した場合、相対的にブレイクスルー感染に脆弱(ぜいじゃく)であるためとみられる。
政府は、2回目の接種終了後にブレイクスルー感染して回復した場合には、防疫パスの有効期限を無制限にすることを決めた。米国などでは、ブレイクスルー感染して回復した人は中和抗体が1000倍以上増えるという研究結果も出ている。
高麗大学予防医学科のチェ・ジェウク教授は「2回目の接種完了後にブレイクスルー感染して回復した人は、オミクロン株にも再感染する恐れがない。最も強力な抗体形成予防効果を持っていると見られるためだ」と説明した。
3回目の接種をせず、ブレイクスルー感染する可能性がある防疫パスの有効期限満了者(2021年7月6日以前に2回目の接種完了、3日基準)はおよそ40万人だ。
これに対し政府は3回目の接種に拍車をかけてきた。4日で、60代以上の高齢者層は78.3%が3回目の接種を終え、全体での接種率は37.0%となっている。
一方、防疫パスが運用される17の施設は△遊興施設など(遊興酒店、キャバクラ、ナイトクラブ、ナンパ屋台、エモパブ、ディスコ、武道場)△カラオケ△室内体育施設△銭湯業△競輪場、競艇場、競馬、カジノ(自国民)△飲食店、カフェ△学習塾など△映画館、公演場△自習室、スタディカフェ△娯楽施設△インターネットカフェ△スポーツ競技(観戦)△博物館、美術館、科学館△パーティールーム△図書館△マッサージ店△商店、スーパー、百貨店(3000平方メートル以上)ただし、新しくできた商店、スーパー、百貨店(3000平方メートル以上)は1週間の準備期間を経て10日から運用開始し、啓発期間も16日まで与えられる。
施設利用対象者は、
△接種完了者、未接種者のうちPCR検査で陰性が確認された者(48時間以内)
△新型コロナウイルス回復者
△18歳以下の青少年(2003年1月1日以降生まれ)
△医学的理由による適用例外者
などだ。使用可能な証明書の種類は、
△予防接種証明書(またはステッカー)
△PCR検査陰性確認書△隔離解除確認書
△例外確認書
などである。
このうち、予防接種証明は2回目の接種後、14日から6か月(180日)または3回目の接種後の効力が認められ、紙、電子予防接種証明書や予防接種ステッカーなどで確認可能だ。当初、2月1日から運用開始予定だった青少年防疫パスは、3月1日に延期(啓発期間は3月31日まで)された。