アメリカでは「1000年に1度の豪雨」という報道が数日ごとになされています

そういう中のひとつの記事です。記事では「原因は大気中の水蒸気の増加」と断言していますね。地球の気温の上昇に寄与しているのは、90%近くが「水蒸気」であることを、こちらの In Deep の記事の中程に書いています。





激しい嵐がタンパ湾に1000年に一度の降雨をもたらす

WFLA 2025/07/14

Severe storms bring 1-in-1000-year rain event to Tampa Bay

今日 (7月14日)の午後遅く、激しい嵐のスコールがベイエリアを襲い、ヘルナンド郡東部で被害が確認された竜巻警報が発令されたほか、特に大きな被害を受けたプラントシティでは珍しい鉄砲水警報が発令された。

レーダーの推定によると、わずか数時間で 12インチ (30センチメートル)もの雨が市内を襲い、より正確には、わずか 3時間で 8~ 10インチの雨が降った。

これほどの雨がこれほど短期間に降ると、1000年に一度の降雨量の基準を満たす。

タンパ湾 (タンパ湾は、フロリダ州中西部にある湾)は熱帯性で嵐の多い気候だが、これほど短期間にこれほどの雨が降るのは非常に稀だ。

NOAA が作成した以下のマップは、3時間の期間に蓄積された雨量の予想再発間隔を示している。

このスケールは 200年以上で最大になるが、マップのすぐ下に、より詳細な別の画像がある。3時間で 8インチの降雨は 1000年に一度発生すると予想されている。「x」は実際に降った雨量を示しており、1000年レベルを超えている。

ここ数週間、全米各地でいわゆる「 1000年に 1度」の降雨が頻発している。夏は空気中の水分量が多くなるため、洪水が発生しやすくなる。

稀な洪水が次々と発生していることから、米国では洪水がより頻繁に発生しているのではないかと疑問視する声が多く上がっているが、どうやら答えは「イエス」のようだ。

地球の気温が 100年前よりもずっと上昇しているためだ。そして、温暖化した大気はより多くの水蒸気を保持できるのだ。

この式は非常に単純だ。空気が華氏 2度温まるごとに、保持できる水分量は 8%増加する。実際、地球上の水蒸気量は過去 1世紀で約 7%増加した。嵐の近くでは水分が固まり、その影響は 7%よりもはるかに大きくなる。

多くの地域で、これにより激しい豪雨が発生していることを意味する。全国的に、一部の都市では最も激しい降雨時に降雨量が 40%増加した。