ナイジェリアの大洪水で100人以上が死亡。犠牲者は増え続けている模様





ナイジェリアの大洪水で100人以上が死亡、救助活動続く

aljazeera.com 2025/05/30

More than 100 killed in heavy Nigeria flooding, rescue efforts ongoing

ナイジェリア北中部ニジェール州の市場町モクワが大洪水で水没し、少なくとも 115人が死亡、緊急当局者によれば、毎年致命的な嵐に見舞われている同国で数千戸の家屋が破壊された。

ニジェール州の州都ミンナの活動事務所長フセイニ・イサ氏は金曜日 (5月30日)、救助活動が続く中、依然として多くの人々が危険にさらされていると述べた。

ニジェール州緊急事態管理局(SEMA)の報道官、イブラヒム・アウドゥ・フセイニ氏は AFP 通信に以下のように語った。

「これまでに 115体の遺体を収容しましたが、洪水は遠方からニジェール川に流れ込んだため、今後さらに遺体が収容される見込みです。下流では、今も遺体の収容が続いています」

「つまり、死者数は増え続けているということです」

水曜日 (5月28日)の夜遅く、モクワは豪雨に見舞われ、数時間にわたって家屋数十棟が流され、多くの住民が依然として行方不明となっている。近隣の町ではダムの決壊が発生し、状況は急速に悪化した。

「雨期のたびにこのような事態が起き続けるため、人命救助活動がどの程度効果的であるかを判断するのは難しい」と、アブジャからリポートするアルジャジーラのアハメド・イドリス氏は述べた。

「一部の地域では適切な排水設備が整っておらず…過去3年間、洪水は継続的に発生しているにもかかわらず、こうした災害の多くは各州の緊急管理機関の職員を驚かせています」とイドリス氏は述べた。その結果、「多くの人が今回も状況は変わらないだろうと考えています」