トランプ氏が「イラン産原油の購入国には二次制裁を課す」と警告。イラン産原油の最大の買い手は中国

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トランプ大統領はイラン産原油の購入を停止すべきだと述べ、購入者への二次制裁を警告した

reuters.com 2025/05/02

Trump says buying Iranian oil must stop, threatens secondary sanctions on purchasers

ドナルド・トランプ米大統領は、イラン産の石油や石油化学製品の購入を全面的に停止する必要があり、イランから購入している国や個人は直ちに二次制裁の対象となると述べた。

「いかなる方法、形態においても、彼らはアメリカ合衆国とビジネスを行うことが認められない」と彼は 5月1日にトゥルース・ソーシャルに書いた。

トランプ大統領のこの発言は、土曜日にローマで予定されていたイランの核開発プログラムをめぐる米国とイランの協議の延期を受けてのものだ。イランの高官はロイター通信に対し、「米国の対応次第で」新たな日程が設定されると述べた。

トランプ政権は、中国に拠点を置く原油貯蔵ターミナルや、石油および石油化学製品の違法取引に関与したとされる独立系精製会社などに対する一連の制裁措置でイランを標的にしている。

トランプ大統領は2月にイランに対する「最大限の圧力」キャンペーンを再開した。これにはイランの原油輸出をゼロにし、テヘランの核兵器開発を阻止する取り組みも含まれている。

二次制裁とは、ある国が自国の市場へのアクセスを禁止することで、第三国との貿易を理由に第二国を罰しようとするものであり、経済規模の大きい米国にとっては特に強力な手段となる。

アナリストらは、イランの原油輸出を真に取り締まるには、米国はイラン産原油の購入を促進する中国の銀行などの団体に二次制裁を課す必要があると指摘している。中国はイラン産原油の最大の買い手である。