洋菓子店の倒産が過去最多に

私の住む町の駅前にあった 40年だかやっていた洋菓子店も、2、3年前に閉店しました。もっとも理由は、ご本人たちの高齢化ということのようです。そういう昔からある小さなパンやさんとか洋菓子店が次々となくなっています。





洋菓子店の倒産、過去最多 前年度から6割増 「原材料高」が打撃

帝国データバンク 2025/04/03

ケーキ店など「街の洋菓子店」の倒産が急増している。

2024年度(2024年4月~25年3月)に発生した「洋菓子店」の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は51件発生した。前年度(32件)から1.6倍増加し、これまで最も多かった2019年度(44件)を上回って最多を更新した。

洋菓子店の倒産増加が続いた2019年度までは、コンビニなどの安価で手軽なスイーツとの競争激化に耐えられず、市場からの退出を余儀なくされたケースが多かった。

当時に比べると、2024年度は原材料や包装資材の仕入価格が高騰しているほか、販売スタッフなどの人手不足、大手チェーンや近隣他店との競争激化などが加わり、厳しい経営環境が続いている。

なかでも、原材料として使用量の多い小麦粉のほか、鶏卵や砂糖、バターといった食材に加え、円安の影響を受けたナッツやフルーツ、カカオ不足で高値が続くチョコレートなど、主要な菓子原材料の価格が軒並み高騰したことが大きな打撃となった。

実際に、一般的なショートケーキ(ホール・18cm丸型)にかかる原材料コストについて、帝国データバンクが店頭価格データなどを基準に「ケーキ原価」として算出した結果、ショートケーキの原価はイチゴなどの価格高騰を背景に5年間で2割超上昇した。

チョコレートケーキの原価も、カカオ不足の影響を受けて5年間で約3割上昇するなど、ケーキの製造にかかわるコストの上昇傾向が顕著となっている。

足元では、シーズン商品や新商品の投入頻度を高めることで来店を促し、ケーキ1個あたりの利益率を引き上げ、物価高を乗り切ろうとする洋菓子店も増えている。

ただ、カカオなどの原材料価格は引き続き高騰が見込まれるなど経営環境は厳しく、2025年度も倒産増加が続く可能性がある。