シリアの暴力による死者は、民間人だけで1400人規模に





シリアの暴力で少なくとも1,383人の市民が死亡:監視団による犠牲者確認数

arabnews.jp 2025/03/13

・市民は 「治安部隊と同盟グループによる処刑 」で殺害された。

・最新の死者はラタキア、タルトゥス、ハマスの沿岸地方で記録された。

シリア・アラブ共和国の地中海沿岸を襲った暴力の波の中で、少なくとも 1,383人の市民(その大多数はアラウィー派)が殺害されたと、戦争監視団が 3月12日に発表した。

シリア人権監視団は、先週、バッシャール・アサド大統領の少数派アラウィー派が多い沿岸部の中心地で暴力の波が発生した後、「治安部隊と同盟グループによる処刑」で市民が殺害されたと述べた。

英国を拠点とする監視団は、暴力が沈静化しても、死体が発見され続け、その多くが農地や自宅で発見されたため、犠牲者は増え続けていると付け加えた。

最近の死者は沿岸部のラタキアとタルトゥス、そして隣接する中部のハマスで記録されたという。

同報告書は、治安部隊とその同盟組織が「法的抑止力のない現場での処刑、強制移住、家屋の焼き討ち」に参加していると非難した。

アサドに忠誠を誓う武装集団が新しい治安部隊を攻撃した後、衝突が発生し、暴力は先週木曜日に勃発した。

公式発表によれば、この衝突で少なくとも 231人の治安要員が死亡した。監視団は、250人の親アサド派戦闘員が死亡したと発表した。