タミフルには肝毒性があり、服用した患者に肝臓障害を引き起こす可能性がかなり高いことが判明

2004年から 2023年の間に報告された有害事象報告は、アメリカだけで 2034万254件だそう。立派な毒ですね。安静にしていれば治るインフルエンザに医療介入したおかげで肝臓障害を引き起こすという、他にも多く見られる医療被害の典型です。数値を見ると、特に男性は飲むべきではないです。

以下は論文の概要で、論文では、オセルタミビルという薬剤名となっていますが、日本のタミフルのことですので、ここでは、タミフルとしています。





タミフルの誘発性肝毒性:FDA有害事象報告システムの遡及的分析

PLOS One 2025/02/25

Oseltamivir-induced hepatotoxicity: A retrospective analysis of the FDA adverse event reporting system

タミフルの安全な投与を確保するには、タミフルによる肝障害の可能性を評価することが不可欠だ。本研究の目的は、肝毒性とタミフルの使用との関連性を調べ、タミフルによる肝毒性の特徴を説明することだ。

データは、米国食品医薬品局の有害事象報告システム (FAERS) から取得した。

不均衡性および比例性分析を実施し、タミフル関連肝毒性の安全性プロファイルと、性別および年齢層にわたる肝毒性関連有害事象の発生を評価した。

有害事象報告システムには、2004年から 2023年の間に 20,340,254件の有害事象報告が記録されており、そのうち 16,960,996件の報告が分析に含まれていた。

その中で、肝毒性があり陽性シグナルを示した 14種類のタミフル関連有害事象を特定した。

最も頻繁に報告された有害事象は肝機能異常(n = 54)であり、最も重篤な有害事象は劇症肝炎であった

男性と比較した場合、女性の場合の報告オッズ比は 0.5であり、女性と比較した場合の男性の場合のRORは 4.19であった。(※ 有害事象の報告は、男性のほうがはるかに多いということ)

混合肝障害を除く肝毒性有害事象までの平均時間は 5日未満であった。タミフルは肝毒性を引き起こす可能性があり、それは性別と年齢の影響を受ける。

タミフルを使用する場合は、肝機能検査と肝疾患の兆候のモニタリングが極めて重要である。