千葉と愛知で鳥インフルエンザにより、今シーズンこれまで合計350万羽が殺処分に

毎年毎年、こんな無駄な殺戮を繰り返して…。これまで、それで状況が良くなったことなど一度もないのに。

(参考記事)世界的単位で見れば「意味がない鳥インフルエンザでの殺処分」。しかし、世界の鳥インフルエンザでの殺処分数はすでに数百万羽規模に
地球の記録 2020年12月9日





愛知

過去最多 “鳥インフル”感染確認 ニワトリなど約64万羽 殺処分 愛知 今季感染相次ぐ

中京テレビ 2025/01/20

愛知県では新たに4か所の養鶏場などで鳥インフルエンザの感染が確認され、ニワトリなど約64万羽 殺処分される予定です。今シーズン、県内で感染が相次いでいて、殺処分数は過去最多となっています。

愛知県によりますと、18日半田市と常滑市にある合わせて3か所の養鶏場と阿久比町の1か所のウズラ農場から、ニワトリやウズラが死んでいるなどと通報がありました。

遺伝子検査の結果、4か所全てで鳥インフルエンザの感染が確認され、飼育されている約64万羽が殺処分されるということです。

これで県内では、今シーズン合わせて11例の感染確認、殺処分数は約132万羽でいずれも過去最多です。県は防疫措置のために自衛隊の災害派遣を要請したということです。

千葉

千葉で鳥インフルエンザ拡大 約80万羽が殺処分へ

テレ朝news 2025/01/20

高病原性の鳥インフルエンザが相次いで発生している千葉県で、新たに3カ所の養鶏場で陽性が確認され、およそ80万羽が殺処分されます。

千葉県によりますと、18日午前、銚子市と旭市の3カ所の養鶏場から相次いで死んだニワトリが見つかり、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザであることが確認されました。

関連する別の養鶏場も含めると、およそ80万羽が殺処分されます。

今シーズンに千葉県で鳥インフルエンザが確認されたのは8例となり、殺処分の対象は合わせておよそ220万羽に上ります。

千葉県は去年2月時点で、食用の卵を産むニワトリの数が全国トップとなっていて、単純計算で県全体の15%のニワトリが殺処分されることになります。

千葉県のほか、愛知県でも鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受け、農林水産省は20日から現地に対策本部を設置することを決めました。

江藤大臣は、「1月が終わってもこの状況は終わらない可能性がある」との懸念を示しています。