ドイツで働くことを望む外国人医師のほぼ半数が必須の語学試験に不合格





ドイツで働くことを望む外国人医師のほぼ半数が必須の専門語学試験に不合格となっており、シリア、イラン、トルコ出身の医師の不合格率は特に高い

rmx.news 2024/12/12

Nearly half of foreign doctors seeking to work in Germany fail the mandatory specialist language test with those from Syria, Iran, and Turkey experiencing particularly high failure rates

ドイツで医療活動を行うことを志す外国人医師のほぼ半数が、適切なドイツ語能力を証明できていないことが、雑誌「フライリッヒ」の調査で明らかになった。

資格取得の重要な要件である専門語学試験は大きな障害となっており、地域によっては不合格率が 50%に近づいている。

この試験は、海外で研修を受けた医師が専門的な環境で効果的にコミュニケーションをとることができるようにするために設計されており、受験者はヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)の上級および特定の基準(一般的なコミュニケーションでは B2、医学用語では C1)を満たす必要がある。

ドイツでは医師不足が深刻であるにもかかわらず、多くの外国人医師が試験に合格できず、労働力として参入するのが遅れている。

最も不合格率が高かった州の一つであるザクセン州では、2023年の語学試験で受験者のほぼ半数が不合格となった。
その中にはシリア人医師 200人のうち 112人、ウクライナ人受験者 26人のうち 15人が含まれていた。全国的に同様の傾向が見られた。

ブランデンブルク州でも失敗率は 50%で、ブレーメン州、バイエルン州、ベルリン州ではそれぞれ 49%、44%、38%だった。ハンブルク州では失敗率は 40%から 45%の範囲だった。

ドイツで医学研修を修了していない外国人医師は、医師免許を取得するために専門語学試験に合格する必要がある。

受験料は1回あたり 390ユーロから 600ユーロ(約 6万3000円〜 9万7000円)で、受験者は無期限に再受験できるが、合格は保証されない。

試験の難しさは、職業上の要求と責任に見合ったものであるが、受験者のかなりの部分を占めるシリア、イラン、トルコ出身の外国人にとっては特に負担となっている。