スペインの歴史的な洪水による死者数が205人に増加
ntdtv.com 2024/11/02
西班牙遭遇历史性洪灾 罹难人数升至205人
スペインで最近発生した、欧州での史上最悪級の洪水では、これまでに 205人の死亡が確認されている。スペイン政府は 10月31日から 3日間の国民服喪を発表した。
スペインの一部ではここ数日、まれな豪雨に見舞われ、鉄砲水が発生した。被害が大きかったバレンシア地方では、一部のインフラや橋、道路が洪水で流され、農地が水没した。
救急隊は車の残骸の山の中から行方不明者の捜索を行っている。
11月1日、清掃活動を手伝うために、年齢、階級、国籍を問わず何千人ものボランティアがバレンシアにやって来た。
1日の午後、地方自治体はソーシャルメディア X にボランティアに感謝する一方で、最も被害が大きかった地域には近づかないよう人々に呼びかけるメッセージを投稿した。
ある専門家は、より良い警報システムがあれば、この悲劇はほぼ避けられただろうと述べた。
レディング大学の水文学教授、ハンナ・クローク氏は「地上では警報が間に合わず、携帯電話で警報が届いた時には首まで水が浸かっていたと現場で話している人たちがいる。これは、警報システムに何か非常に問題があることを示しています」と述べる。
1日の時点で、洪水による犠牲者の数は 205人に上り、犠牲者の数はさらに増える可能性がある。
スペイン気象局は、今後数日間、一部の地域でさらに大雨が降る可能性があると発表した。