バングラデシュの洪水で100万トン以上の米が破壊される
watchers.news 2024/10/22
Over 1 million tons of rice destroyed by floods in Bangladesh
バングラデシュの洪水は今年、約110万トンの米を破壊した。
同国農業省によると、今年の洪水により約 110万トンの米が被害を受け、食料価格の上昇に伴い米の輸入量が増加している。
「政府は 50万トンの米の輸入に迅速に動いており、民間部門による輸入も間もなく許可される予定だ」と食糧省の当局者は語った。
洪水により 20万トン以上の野菜が深刻な被害を受けた。洪水による同国の農業被害総額は 450億タカ(約 580億円)と推定されている。
バングラデシュの輸入増加は、9月にパーボイルドライスの関税を 10%に引き下げたインドからの輸出を押し上げる可能性がある。
8月と 10月はモンスーンの大雨の影響を最も受けた月で、洪水により約 75人が死亡し、数百万人が被害を受けた。東部と北部の地域が被害の矢面に立たされ、国内で最も深刻な農作物の損失が発生した。
バングラデシュは世界第 3位のコメ生産国であり、毎年約 4,000万トンの米を生産している。しかし、自然災害により生産が中断されることも多く、輸入の必要性が高まっている。