米当局者、ハリケーン・ヘレンで「600人ほどの命が失われた可能性がある」と発言
aljazeera.com 2024/09/30
US official says could be up to ‘600 lost lives’ from Hurricane Helene
当局によると、米国南東部を襲ったハリケーン「ヘレン」による死者数は少なくとも 100人に上っているが、高官は「このハリケーンにより 600人もの命が失われた可能性がある」と述べた。
ホワイトハウスの国土安全保障担当補佐官リズ・シャーウッド=ランドール氏は 9月30日のハリケーンに関する報告の中で、この悲惨な状況を語った。
「現在私たちが持っているデータでは、600人もの命が失われた可能性があるようです」と彼女は記者団に語り、政権として現状ではそれを確認することはできないと付け加えた。
「行方不明または消息不明の人が 600人いることはわかっています」と彼女は語った。
一方、ジョー・バイデン米大統領は、この嵐の影響を「衝撃的」と表現した。9月30日に記者団に対し、バイデン氏は政権が「食糧、水、通信、救命設備などの資源を引き続き増強する」と約束した。
フロリダ、ジョージア、サウスカロライナ、テネシー州など、被害が大きかった地域では、救助、復旧、清掃活動が続けられている。最も深刻な被害は洪水と嵐による大雨で、地域全体の道路やインフラが破壊された。