救急外来にとって史上最も忙しい夏
NHS England 2024/09/12
Busiest ever summer for accident and emergency departments
イングランドの救急医療部門である NHS (国民保健サービス)は、過去最も忙しい夏を経験した。9月12日に発表された新たな数字によると、NHS のスタッフは、この 3か月間で 680万人の患者に対応した。
NHS が厳しい冬期になると予想される時期に備えている中、12日に発表された最新の実績データによると、6月、7月、8月を合わせた救急外来の需要は過去最高を記録し、来院者数は 6,776,150人で、昨年の同時期より 240,776人増加した。
サービスに大きな負担がかかり、患者が治療を待つ時間が長すぎることはよくあるが、救急車の到着時間が早くなり、また、治療の待ち時間が短くなるなど、いくつかの分野では一定の進歩がみられている。
8月の救急外来の入院件数は前年の 523,881件から 525,633件に増加しており、病院スタッフが入院を必要とする体調不良患者の増加に対応していることが分かる。
救急サービスは先月 73万669件の事件に対応し、1年間で 2万2708件増加した。このうち 7万3630件が最も深刻なカテゴリー1の通報で、パンデミック前(2019年8月の 5万7598件)より 28%増加している。