イラクの抵抗勢力が、レバノンへの地上侵攻があった場合、イスラエルと直接対決することを決定





イラクの抵抗勢力は、レバノンへの地上侵攻の場合にイスラエルと「直接対決」することを決定

presstv.ir 2024/09/23

Iraqi resistance groups decide to ‘directly confront’ Israel in case of ground invasion of Lebanon

イラクの反テロ戦闘員連合であるイスラム抵抗運動を構成する主要グループは、イスラエルがレバノンに地上侵攻した場合には、イスラエル政権に「直接対決」するため、レバノンのヒズボラ抵抗運動に加わることを決定した。

イラク抵抗組織の幹部がロンドンを拠点とするアルアラビー・アルジャディード通信社に対し、両グループは 9月23日にイラクの首都バグダッドで行われた会議でこの決定を下したと語った。

当局者によれば、会合にはカタイブ・ヒズボラ、ハラカット・ヒズボラ・アル・ヌジャバ、カタイブ・サイイド・アル・シュハダなどのグループの指揮官や代表者が出席した。

同氏は、会議ではいくつかの決定が下されたが、最も重要なのは「シオニストの敵による(レバノンに対する)いかなる地上作戦に対しても、ヒズボラとともに戦闘で直接対決する」という決定だったと述べた。

イスラエル政権は、昨年 10月7日にガザ地区への大量虐殺戦争を開始して以来、レバノンに対する攻撃を著しく激化させている。

9月17日から 18日にかけ、政権は全国で爆弾を仕掛けたポケベルやトランシーバー数千台を爆発させ、少なくとも 39人が死亡、3,000人が負傷した。

23日早朝、イスラエル軍機がレバノン全土の町や村に対して大規模な空爆を実施した。この空爆により、これまでに少なくとも 35人の子供と 58人の女性を含む 492人が死亡し、1,645人が負傷した。

この致命的な緊張の高まりは、政権が侵略行為を国に対する新たな全面戦争へと拡大すると繰り返し脅迫する中で起きた。

イラク当局者は会談について、「過去数時間にわたり、イラク抵抗軍の指揮官らは、起こり得るあらゆる変化に関して適切な調整を実施する手段としてヒズボラと接触してきた」と述べた。

グループはヒズボラに武器支援と戦闘部隊を提供すると同時に、イラク領またはシリア領からパレスチナ占領地域全域の標的に対するドローン攻撃とミサイル攻撃を拡大することに合意した。

24日の会合で、グループはまたイスラエル政権によるレバノン侵略に加担している国や政党の利益を標的にすることに合意した。